サバイバルナイフ ベルモント「陸刀」

登山でキャンプをするようになって、ブッシュクラフトの魅力にすっかりはまってしまいました。
トライポッドを作ったり、道具をひっかけるラックを作ったり、リラックスチェアを作ったり、その場にあるもので新しいものを作り出すというのがとても楽しいのです。

ベルモント(Belmont) 富田刃物 陸刀 NO.810
Posted with Amakuri
ベルモント(Belmont)
販売価格 ¥1,550
(2017年1月14日23時46分時点の価格)

その中でもやはり圧倒的に楽しいのが「焚き火」。
気付いたら2時間3時間焚き火だけで過ごしていることも多いです。
焚き火をしている間はひたすらぼーっと炎を見つめ続けるのですが、普段の生活で2時間ぼーっとすることなんてまずないですからね。
仮にヒマな休日でもテレビ見たり、意味もなくスマホいじったりしがちです。
この焚き火のあとはすごく頭がスッキリするんですよね。
座禅に通じるものがあるんじゃないかと個人的には思っていたりします。

で、そういうブッシュクラフトをするためには木を切る道具が必須です。
これまでずっとナタとノコギリでやってきました。
実用性には何の不足もないんですが、やはり山を歩くにはちょっと重いし大きい。

そんなときにナイフで薪割りをする「バトニング」という手法を知って、ナイフでもナタの代わりができるんだということを知りました。

ナタの代わりになる「携帯ナタ」としてのナイフ探しの始まりです。

条件1:薪割り(バトニング)ができる

バトニングは丸太にナイフを当てて、別の丸太でナイフを叩き込むようにするので、細い・薄いナイフでは耐えきれません。
ゴツいことが重要。
ナイフの基本スペックとも言える「切れ味」はあまり必要ではないです。
むしろ切れ味がいいナイフだと刃こぼれしやすそうなので、悪いぐらいでちょうどいい気がします。

条件2:サヤ付き

いわゆるシースナイフというやつですが、ポケットやサコッシュにナイフを入れておくのとは使いやすさに大きな差があります。
腰にあるのが一番。
後からホームセンターとかで調達できそうな気がしますが、実際に見つけようとすると意外と大変だったりします。

条件3:研ぎやすい

研ぎやすい・研ぎにくいがあること自体よくわかっていませんが、ナイフを探しながらレビューなどを見てると、どうもそういうのがあるらしいです。
自分は研ぐ技術はゼロに等しいので、できれば研ぎやすいものがありがたいですね。

条件4:安い

まだナイフの基本も分かっていないうちから高いものを買っても豚に真珠です。
たぶん真価を発揮できないままボロボロにしてしまいます。
ナイフ君には申し訳ありませんが、最初の一本は使い方を覚えるための人柱になってもらいたいと思います。
なので安いことは重要。
ある程度ちゃんと使えるようになって、ナイフに求めるものがハッキリしたら、それに長けたそれなりの価格のものを検討したいですね。

条件5:見た目

こんなものを条件にあげている時点で、僕のミーハーぶりが伺えるというものですが、見た目けっこう大事なんですよね。
所有欲を満たすっていうんでしょうか。
好きなデザインだと持ってるだけでテンション上がってくるじゃないですか、そしてそれがキャンプ全体を楽しいテンションにしてくれるじゃないですか。
だから大事なんですよ。たぶん。

候補

薪割り:★☆☆☆☆
サヤ:★★☆☆☆
研ぎやすさ:★★★★★
安さ:★★★★★
見た目:★☆☆☆☆

コストパフォーマンスの高いナイフとして有名なモーラ・ナイフ。
それこそナイフの基本を勉強するための最初の一本として最適なナイフです。
ナイフに興味がある人で知らない人はいないんじゃないかというものですが、薪割りにはちょっと小さく、薄いですね。
フェザースティックとか細かい作業ならこっちのほうが良さそうですが。
サヤもついていますが、ベルトループがないので腰につけるのは加工が必要です。
研ぎやすさはとてもいいらしく、また、研がないとすぐに錆びたり切れ味が落ちたりするようなので、研ぎ方を勉強するにはよさそうです。
見た目はめっちゃ安っぽくてお世辞にもかっこいいとは言えませんけどね…。

薪割り:★☆☆☆☆
サヤ:★★★☆☆
研ぎやすさ:☆☆☆☆☆
安さ:★★★★☆
見た目:★★★★★

安さのわりにやけに本格的なビジュアルで、バリエーションがいろいろあったのでどうなんだろうと思って調べてみたんですが、どうも実用性が低そうで、「観賞用として使います」的なレビューが目立ちます。
そういえばナイフとかモデルガンとか鑑賞するために集める人っていますね…実用品を飾って楽しむというのは個人的にはちょっと理解できない世界なのでパス。

所感

デカイ

第一印象は「デカイ」。
レビューでも一番多く見られた感想なので、そのつもりではいましたが、実物を見て改めて大きいと思いました。
ネットの画像だけで見るとサバイバルナイフの印象が強いですが、2周りぐらい大きいです。
ただ、自分の場合はナタ代わりにすることが目的なので、むしろこれぐらいゴツいほうが良く、これは嬉しい誤算でした。

丁寧な作り

さすが日本製。というかこの価格で日本製ということがまず驚きなんですが、その名に恥じない丁寧な作りです。
普段、amazonで安い中華製品ばかり買いあさっているので、バリがついてたり、汚れてたりほつれてたりするのが当たり前になってた自分には新鮮でした。
剛性というのか、ナイフとしてもしっかりした印象で、ただ大きいだけじゃない頼もしさがあります。

グリップとサヤはプラスチックですが、表面のパターンなどきちんと処理されていてプラスチックの安っぽさは感じません。
これが中華製だったら加工されてないそのままズバリのプラスチックでバリも残っていて子どものおもちゃみたいな質感になっていたこと請け合いです。
レビューではプラスチックが残念という意見も見られましたが、個人的にはレザーやウッドのように湿気などに過敏にならなくていいメリットのほうが大きいです。

使いやすいベルトループ

サヤと一体になっているベルトループですが、サヤのように硬い素材ではなく、ゴムに近いプラスチックです。
実際に使うとこの柔らかさは思った以上に便利で、座って刃先が地面に当たるときなど、これが硬いと突っかかる感じになりますが、この柔らかさがあることでうまく逃げてくれます。

また、ループに穴がついているのが地味に嬉しいですね。
ループだけだとベルトに通すしかないので、外したいときに一度ベルトごと外さなければなりません。
穴であればフックやカラビナに通しておけるのでかんたんに外すことができます。

サヤの扱いには注意?

サヤに収めると「カチッ」としたクリック感があります。
便利なようですが、抜くときに少し力がいるので、根本でサヤを抑えて抜きたくなりますが、抜ける瞬間にスパッと行ってしまいそうになります。

意識していれば問題ないのですが、アウトドアで抜き差しするときにそこまで常に気を配れるかはちょっと微妙です。

結論

2000円以下でここまでいいものが手に入るとは思いませんでした。
人柱覚悟で買ったナイフですが、普通に長く付き合っていきたい愛着がわいています。
とてもいい買い物でした。

ベルモント(Belmont) 富田刃物 陸刀 NO.810
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ベルモント(Belmont)
販売価格 ¥1,550
(2017年1月14日23時46分時点の価格)
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