寝袋マットとか贅沢品でしょ?

テント泊する人ってマットみたいのを運んでますが、あれって何に使うんですか?
スリーピングマットだな。寝袋マットともいう。
シュラフで寝るときに下に敷くものだ。
シュラフってワタとか入ってますよね?
なくてもいいような…。
一度経験してみると分かるがあるのとないのとでは全然違う。
まず、シュラフのワタに人の体重を支えるような反発力はない。
あと、テントも基本は平地に設営するものとは言え、実際に寝てみると想像以上にゴツゴツしたのが気になるはずだ。
普段は家の布団に寝ているわけだから、感覚的にどうしてもそれが基準になる。
シュラフだけで寝るのは板張りにそのまま寝るようなものだ。
寝れたとしても、翌朝、肩こり、腰痛、疲労感で決して気持ちのいい目覚めにはならないだろう。
板張りで寝ると確かにそういう感じになりますが…あの感じになるならやっぱ欲しいなー。
でもテント泊ってただでさえ荷物多いじゃないですか。
その中でも寝袋マットの占める割合って結構なものだと思うんですよね。
まぁ、テント、シュラフの次に大きな荷物にはなるな。
大きいからザックに入らない場合もあるしな。
テントとかシュラフは必要だって分かるんですよ。
トラブルに直結するのが想像しやすいっていうか。
でも寝袋マット(笑)
いや、(笑)じゃねーよ。
確かに「ないと死ぬ」ものではない。
が、ないとキツイのは確かだ。
山に修行に行くっていうならあえてキツイ選択を取るのも1つだが、基本はレジャーであり、楽しみに行くものだろう。
山で目覚める朝は空気もキレイ、景色もキレイでまさに心が洗われるようだ。
そんな爽やかな朝に腰痛で目覚めるなんてもったいないと思わないか。
ちゃんと休まないとその日の行動にも影響するし。
しょうがないなー。じゃあ持っていってあげますよ。
で、どうせまたいつもみたいにタイプとかあるんでしょ?
・・・なんだこの根拠のない態度のデカさは・・・
まぁいい。その通りだ。タイプ別の特徴を理解して自分に合ったものを選んでくれ。

発泡タイプとエアタイプ

エアっていうのは空気入れるってことですか?
発泡タイプは…
・・・?
説明するより実物を見たほうが分かりやすいだろう。
これだ。
あーーこれナフコでめっちゃ見るやつーー
…お前、ナフコとか言っても九州の人間しか分からんぞ。
ホームセンターな。
え、これめっちゃ安いやつですやん。
千円とかで買えますよね?
なんかキャラ変わってないか?
そうだ。どこでも手に入るし安い。
それでいて実用性は充分だ。
寝袋マットに求められる「断熱性」「クッション性」どちらもキッチリ役目を果たしてくれる。
じゃあこれでいいですやん。
だからなんだその宮川キャラは。(気に入ってるのか?)
実用性は充分だが、持ち運びの点で専用品に劣る。
要はかさばるということだ。
まぁ、小さく折りたたむことはできませんよね。
この銀マットにも種類があって、一番メジャーなのはロールタイプのやつだ。
あーーこれナフコでめっちゃ見るやつーー
ナフコ好きだなー
最初のはジャバラになってましたね。
どっちがいいとかあるんですか?
絶 対 に ジ ャ バ ラ タ イ プ だ 。
うわ。全角スペース空けてきた。
えらい力こもってんな。
もう銀マットだけで今回の話終わるんじゃないの…?
ジャバラタイプはロールタイプほど、どこのホームセンターに置いてあるものではない。
が、置いてなかったら隣町のホームセンターに行ってでも買うくらいこちらを強く勧める。
(暑苦しいけど聞かなきゃいけないんだろうな…)なぜですか?
さっき少し話に出たが、折りたたみはロールタイプより遥かに省スペースだ。
そして、広げるときに圧倒的にラクだ。
まぁ、ロールタイプだとボワンボワン浮きそうですよね。
ずっと筒に入れてた賞状広げるときに四隅を必死で抑えるあの感じですよね。
そうだ。
もうこれは好みの問題とか用途で選ぶとかの話じゃない。
銀マットにおいてはジャバラタイプ以外に選択肢は
ない!
(う、うぜええええーーーー)
で、銀マットはとにかく安く実用レベルのものが手に入るということで、最初の1つとしてオススメできるが、それ以外の専用品も見ておこう。
あ、なんか見たことあるし、名前も聞いたことある。
サーマレストは寝袋マットの代表ブランドだからな。
一番メジャーで品質も保証できるのがこれだ。
でも、お高いんでしょう?
7000円ぐらいはするな。
高けーよハゲ
え?これそんなに怒られるとこ?
じゃあ品質それなりに保ちながらも安いやつ紹介しておくか。
そうだよ。このサイトはお気楽登山レベルなんだからそれくらいのが一番需要あるんだよ。
ユーザーニーズに応えなよ。
・・・。
で、出~。キャプテンスタッグ奴~~。
お前いつか刺されるぞ。
キャプテンスタッグは確かに安く済ませるときによく見るブランドだが、決して低品質じゃない。
この寝袋マットもサーマレストを意識したものと思われるが、なかなかがんばってるように思う。
(…まぁ高品質な商品の中にハズレロットが混ざってることは稀によくあるが…)
発泡タイプはこんなところですかね。
エアタイプは?
まずは浮き輪のように空気を入れて膨らますタイプだ。
そのまんま浮き輪ですね。
ん?でもこれ以外のエアタイプって?
「インフレーター」と言って、自身の反発力である程度自動的に空気を取り込んで勝手に膨らむタイプがある。
えー、すごい。それでいいじゃないですか。
膨らます手間が軽減される代わりにクッション性はゼロから膨らますタイプよりも劣る。
あと空気を抜いたときによりコンパクトになるのもゼロから膨らますタイプの方だ。
これはどっちを取るか好みだろうな。
以上、寝袋マットの紹介だったが、冒頭にあったように寝袋マットは意外と軽視されがちな傾向がある。
が、テント、シュラフと同レベルに重要で「3点セット」として覚えておいていいくらいだ。
ま、納得いかなければ一度マットなしの寝心地を体験してみればいい(笑)
体験…してみようかな。
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公開日:2017.3.9
更新日:
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