1500円の安さでもオシャレで実用的なワークマンのライトスリッポン

作業着屋のワークマン。

ワークマン女子なんて言葉が出るほど人気で、もはや1つのアパレルブランドと言っても過言ではありません。

作業着屋の「安く、実用的なものを」なところはそのままに、最近のアウトドアのトレンドを取り入れているので、安く、実用的で、しかもデザイン性も高いとなれば、人気が出るのも必然です。

僕もワークマンにとりつかれた一人で、通りがかったときにはほぼ必ず立ち寄ってしまいます。

そこでまた気になるアイテムが。

ライトスリッポン1500円

ワークマンならではのデザイン性

まず、パット見でデザインがいいですよね。

わりと大胆な色使いですが、作業着屋とは思えないセンスの良さで、購買意欲を煽ってきます。

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ストラップのネイチャー柄など癖が強い要素ですが、いい感じにアウトドア感を演出してますよね。

カラバリが豊富で、このブラック以外にもいろんなカラーがあります。

これがまた、どれもいい色なんですよ。

買うとき、どれにしようか本気で迷いました。

安いので、複数買ってもいいんですが、結局どれが1つしか使わなくなる気がして、それはちょっと買い方としてあまり美しくないなと思いましてね…。

ネイビー。パープルとの組み合わせで暗い色寄りの配色ですが、絶妙なトーンで、アウトドアの開放感を残っていません。

ベージュ。これが一番人気らしいです。無難のようで赤のスパイスが効いてて、誰が履いても似合います。

グリーン。芝生カラー!充分インパクトあるんですが、同系色で統一されているからか、このラインナップの中では地味な印象?

ブラウン。落ち着いた色ですが、ストラップの黄色とヒールのブラックがいい感じに引き締めてます。

グレー。一番無難な感じです。他の色と比べると地味ですが、単体で見ると変に主張せず、使いやすかったりします。

ということで作業着屋とは思えないカラーの充実ぶり。そして、どれもいい色で迷ってしまうという前代未聞のクオリティです。

普通の作業着屋のアイテムなら、なるべく存在感を控えめにしたく、真っ黒なやつとかグレーとかを選ぶところですが、今回に限っては、そんな無難な色はまっさきに候補から除外したいです。

ということで、グリーンとグレーは早めに除外したんですが、ブラックとネイビーとベージュがどうにも甲乙つけがたく、散々悩んだあげく、見た瞬間の一目惚れ具合がわずかに抜きん出ていたブラックイエローを選びました。

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履きやすさは意外とマイナス評価…

スリッポン形式で、さぞかし履きやすいだろうと期待したんですが…

思ったのとはちょっと違いました。

僕の中で、

履きやすい=手を使わずに履ける

みたいな感覚があるんですよ。

めっちゃ勝手な思い込みですが…。

裸足で歩いていって、そのまま歩きながらスッと履く、みたいな。

サンダル的な感じ。

なんですが、

このスリッポンは履き口に芯が通ってないので、そのままだとグニャグニャで足が入りません。

きちんと履く場合はかかとを手でひっぱって、グイーッと履き口を広げて履くような感じになります。

こんなふうに

いや、全体が伸縮素材でできている靴だから当たり前といえば当たり前なんですが…。

ナイキのエアモックは履き口に芯が通ってて、サッと履いてサッと脱いで、みたいな軽快感があるんですけどね。

そういう感じじゃなかったです。

ただ、芯が通ってないということは、そのままカカトを踏み潰して履いていいということになります。

スリッパ的に履くならいいかもです。

まあ足の「甲」に当たる部分はやはりグニャグニャなので、結局手で広げて履く感じにはなりますが…。

手で広げずに横着するとこんなふうに巻き込んでしまう感じになって気持ち悪い

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サイズは人によっては注意?

そしてサイズ感。

Sから3Lまで5サイズのラインナップとなってます。

23.5~28.0まで幅があるので、男女ともにカバーするイメージですが…

一番小さいサイズが23.5というのは女性の足の平均サイズを考えるとちょっと大きめなのが気になるところ。

ただ、ストラップで締められるので、小さい分はある程度カバーできそうです。

気になったのは横幅(ワイズ)ですね。

僕は普段26.5なので、LLでいけるはずですが、一番大きい3Lでも横幅がきつかったです。

ちょっと形がいびつになってしまい、しばらく履いてると、足の指の付け根の両側が破れてしまいそうです。

実際、安い靴だと何度かそうなったことがあります。

たぶん僕が特別、幅広の足ということなんでしょうけど、日本人は比較的幅広の人が多いので、自覚がある人はちょっと厳しいかもしれません。

ムリではないですが、ラクには履けないので、このスリッポンのそもそもの目的から外れてしまうんじゃないかと。

撥水加工

表面には撥水加工がしてあるとのこと。

ですが、正直おまじないレベルの効果と思ったほうがいいです。

子供用のお菓子に「カルシウム配合」って書いてあるようなものです。

つま先はゴムで覆われていて、ここは雨降りまではムリでも濡れた地面程度ぐらいなら守ってくれそうな感じですが、それ以外は普通の布なので、余裕で染み込んできます。

バシャッと水をかけたら、その一瞬だけ弾いてる感じになりますが、数分も放っておくと染み込んでます。

雨の中を濡れずに歩く、というのはまぁムリですね。

バーベキューとかしてて、立ったままビール飲んでて、うっかり缶を足元に落としてしまったときぐらいは守ってくれるかもしれません。

収納性

ソールがかなり柔らかく、ビーチサンダル並みにグニャリと曲がります。

ぐにゃり

アッパーは伸縮性のある布生地で、芯が通ってる感じではないので、完全に平べったくなります。

なので、収納性はかなり高いです。

トラベルスリッパとまではいいませんが、かばんの中に普通に入れられる感じ。

簡単な収納袋もついてるので、履いたあとも気になりません。

ソールパターン。ハニカム状に水の逃げ道が確保されていて、多少の滑り止め効果はありそうです。

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インナーソール

この安さでインナーソールには最初から期待していなかったんですが、これが思いのほか、クオリティが高かったです。

クッション性あり

裏面は通気性を高めるデザイン。

スリッポン用途でインナーソールが必要なのかという気はしますが、あって悪いものではないですよね。

最後に

履きやすさが個人的に難ありでしたが、この感覚はかなり個人的な偏りがあると自分でも思います。

たぶん多くの人は違和感なく、気楽に履けるんじゃないかと。

この安さでこのデザイン性はそれだけで元を取った気になれます。

遠慮なく履きつぶせるし、キャンプでは足を傷つける石や、木の枝なんかが多いので、ビーチサンダルよりは遥かに使えると思いますよ。

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公開日:2020.6.30
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