一人バーベキューがしたい!
登山2年生になって、一気に情熱が湧き上がってきたのがテント泊!
山を満喫してるとあっという間に夕方。
慌てて下山するも低い山でも一時間はかかるのが普通。
追いたくられるように下山するなんてもうイヤだ!
そのまま山に泊まることができればそんなことも気にしなくていいんですよ。
それもあるし、単純にテントとか焚き火とかアウトドア料理とかそれぞれ楽しそうでやってみたくて、じゃあ山でキャンプするしかないよねっていう。
ここで考えないといけないのが、「山で」っていうとこ。
同じキャンプでも、車で荷物を運べる普通のキャンプとは違って自力で、しかも山の上まで運び上げないといけないのです。
これまでよりさらにシビアに「軽さ」「コンパクトさ」を考えないといけません。
とりあえずテント泊の一番のハイライトは焚き火です。
最初は焚き火は地面でやるものという認識しかなかったので焚き火のやり方なんかを調べていたんですが、そこで知るわけですね。
直火で焚き火していい場所なんて今はほとんどないということに。
焚き火には焚き火台が必要!
地面で直接焚き火をすると地面の中の微生物や地面を焼いてしまうことになり、その場所が死んでしまうらしいです。
おいおいおい、ホントかよ? 自然を守るのは分かるけど、さすがにそれは過剰反応じゃねーの?って思いましたが(ぶっちゃけ今でもちょっと思ってますが)、
まぁ二宮金次郎が座る時代ですからね。
そんなのに比べれば可愛いもんですよ。
じゃあどうするかって「焚き火台」を使うらしいです。
なんだそりゃ。
そもそもそんな概念があること自体びっくりなんだが。
自撮り棒がここまで市民権得たことにもびっくりですが、それと張り合いますよ。
ということでどんなアイテムにも定番ってものがありまして、調べたら大体以下のようなものがそれに当たるようです。
・・・
え・・・
もともとなくてもできるものになんで1万も…いやこういうこと言ったら、またシーシェパーd自然を守る使命感に満ちあふれている人からいろいろ飛んできそうだからやめておこう。
ぶっちゃけ最後のモノラルワイヤーフレームは買おうかどうか結構悩みましたけどね。
え?なんで? いや、なんかかっこいいし。
まぁ、こういうふうに価格で納得いかないときは
そうだね。
Amazonだね。
すると新しい概念が出てきましたよ。
ネイチャーストーブという選択肢
それは「ネイチャーストーブ」というもの。
2000円以下!安い!
まぁ中華商品だからなんですけどね。
本来のネイチャーストーブはこれです。
こっちが本物。1万円。
でも、ですよ?
なにが違うの?
ていうかむしろ
中華のほうが使いやすそうじゃね?
え、これでいいじゃん。
もはや開き直るレベルです。
いや、結論から言うと、この中華ネイチャーストーブ、実際に買って何度か使ったわけですが、結局なんの不満もありません。
え?
いや。。
え??
本家のこの5倍の値段の意味って何?教えて?
教えて? おじいさん?
おしーえてーおじ↓いーさんーー
おしーえてーおじ↑いーさんーー
おしえてーーーーーーーーーーーーーーーー
ということで結局おじいさんも教えてくれなかったレベルなので多分違いはないです。
嘘です。一応あります。
チタンなので軽いこと。腐食に強いことがメリットです。
ただ、個人的には価格相応のメリットには感じませんでした。
というかマジメな話、中華製のほうが優れている点がよほど実用的。
たとえば底面に穴が開けてあること。
煙突効果で燃やすので、上昇気流が肝です。
ということは底面から空気を取り入れられないと効果が半減してしまうわけです。
本家のエンバーリットはそれがありません。
あと、側面の薪投入口の広さ。
これは素人目にも一目瞭然です。
当然大きいほうが使いやすい。
2倍以上違います。
小さいので、サイズに合わせて薪を細かくする必要があり、焚き火台ほどの自由度はありませんが、煙突効果により、燃焼効率は非常に高いです。
たぶん焚き火台よりいいです。
そしてこれのいいところが、分解して板状になること。
焚き火台だと収納時でも長さ60cm、幅10cmぐらいの筒状の物体になってしまいますが、ネイチャーストーブはB6サイズ、厚み数ミリ。
これですよ。山のテント泊の相棒となるのは。
実際に使ってみると、適当にそのへんで拾った木を適当にくべるだけでもおもしろいように燃えます。
最初は調理のために火をおこしていましたが、いつのまにか焚き火自体を楽しんで、気付いたら3時間たっていました。
それぐらい楽しいです。
ということでテント泊の夜の楽しみや、バーナークッキングからもう一歩自然派に踏み込んでみたい方にはネイチャーストーブおすすめですよ!