そろそろ登山用ザックを
登山始めて1ヶ月。
ほとんど毎週行ってて、すでに10回ほど山に行ったことになります。
そしてなんとなくこれはいつもの三日坊主では終わらないような気がしています。
単に1ヶ月で10回行ったから、とかだけじゃありません。
そんなに短期間に詰め込むのはむしろ三日坊主のパターンです。
が、なんかいつもと違う。これはもしかすると一生モノの趣味になるんじゃないかと思うレベルのハマり具合です。
単にトレーニングとか暇つぶしとか観光(?)目的じゃないからですかね。
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登山始める前にはチャリにハマりかけたことがありました。
ピチピチの服着てヘルメットかぶって頑なに歩道を走ることを拒むアレです。
まぁ結局チャリはなんちゃってクロスバイクでとどまっているうちに燃え尽きましたけど、あてもなく1日20kmみたいなのをひたすらやっていたときがありました。
何でそんなことしたのかって昔から夏が好きなんですよね。
チャリで走りたくなったのはとにかく夏を全身で満喫したいっていう思いから来たようなものです。
10年ぶりにスノボーして、変にハマってその年だけで10回も行ってシーズンが終わったときに車は急に止まれない的な感じで何か体動かしてないと気がすまないみたいなのもありましたが。
ただ、あまり続かなかったのはチャリはどうしても走るところが基本的に車道になる点が大きかったですかね。
自然を満喫したいのにずっと車の横っていうのはなんか違うなと。太陽は1日中浴びることになるんで部屋で過ごすよりは夏らしさを満喫しているんですがね。
登山はそのへんの微妙なモヤモヤがバッチリ解消されたんですよね。
まさに「これだ!」って感じでした。
でも、そういうチャリとかの延長にはなかったのが今でも不思議です。
急に思い立って始めた感じで、最初始めた動機っていうのはそんな熱意みたいなの全然なかったんですよ。それこそ暇つぶしレベルだったような気がします。
えー、はい。また前置きが長くなりましたね。
ザック紹介するって言ってここまでザック全くでてきてないですもんね。
なんでこんな話をしたかっていうとそこまで熱意を持てる趣味だとわかったんなら基本になる道具はちゃんとしたものを持っても後悔しないだろう、と思ったわけですよ。
一行で終わりましたね。
で、ザックを選ぶとなるとまーーーー選択肢が無数にあるわけですよ。
ネットの波におぼれましたよね。
そもそもザックは実際に背負うことが何より大事で、ネットで検索するもんじゃないんですけどね。
打順でたとえてみた
一応ネットの波に溺れた末にたどりついた総括を打順でたとえておきましょう。(ランキングじゃないですよ)
1中:モンベル
2二:ドイター
3左:カリマー
4一:グレゴリー
5左:オスプレー
6三:ミレー
7遊:マムート
8捕:ブラックダイアモンド
9投:ノースフェイス
です。
わりと真面目に考えたわりには、誰からも共感を得ていない感じがビシビシ伝わってきますね。
じゃあもうちょっと具体的に。
モンベル:コスパ。
ドイター:意識高い。
カリマー:伝統。
グレゴリー:値段高い。
オスプレー:山ガール。
ミレー:ニコン。
マムート:意識高い。
ブラックダイアモンド:スタバでマック。
ノースフェイス:スタバでマック。
アークテリクス:スタバでマック。
こんな感じですね。
ちなみにオスプレーが山ガールと書いてますが、個人的にはなんであれが山ガールに人気あるのか未だに謎だったりします。
山ガールなら可愛さとかが重要なんじゃないんですかね・・・・。
オスプレー可愛さゼロですよね・・・・。
むしろガチ感のほうが・・・ロゴもなんかゴツイし・・・。
一番重視したポイントは?
まぁそれはいいとして。
ザックを選ぶにあたって一番重視していたことがあります。
それは
ウエストベルト
です。
そしてウエストベルトについて圧倒的に評価が高いのが
ドイター
だったのです。
よし。
ようやく話が本題に乗ってきた。
これまで使っていたザックは遥か遠い昔、中学・高校生の多感な時期、中途半端におしゃれに興味をもってスマートとか読んでたとき、ページの端のほうに載ってるいかがわしい通販広告で買ったGAPのリュックです。
GAPて。
アウトドアのイメージゼロですよ。
むしろ出してたことにビビる。
もうザックとか言えないですよ。リュックリュック。
いや別にどっちがどうってもんじゃないんでしょうけど。
ていうか普通にザックとか言っちゃってますが、実際まだ自分で違和感ありますからね。
うわ、そんな経験積んでないくせに知識だけが先走っちゃってるよとか自分でツッコむレベルですよ。
それはともかくこのGAPリュックで山に登って感じたのは重さが全部肩に乗っかってキツイこと。
そして、横にものを入れるポケットがついていないこと。
他の人のザック見て、ウエストベルトと横のポケットがとにかく快適そうでうらやましかったのを覚えています。
容量は?
ブランドを意識高い系のドイターに決めたところでもう一つ決めておかないといけないこと。
それは容量です。
ネットの海に溺れてつかんだ情報によると、だいたいこうです。
40L以下:日帰り
40L:一泊
70L:連泊
テント泊は憧れますが、当分先の目標なので、とりあえず40Lだなと。
ドイターの40L。
検索するとやたら目につく「フューチュラ」の文字。
ベルトがしっかりしているという評判。横のポケットもある。
なんかかっこいい。
正直そこまで深く考えずになんとなく決めました。
ここまで来てなんですが・・・差がわからない(爆
ドイターにかぎらずどれ見ても良さそうなんですよね。
あとは雨蓋付いてるといいかなっていうのはありましたが、登山用って時点でだいたいついてるし。
意外だったのは、登山用の中でもアルプスとか本気のやつになると逆にシンプルになってくるんですよね。
グレゴリーのターギーとか。
上級になるほどいろいろ便利機能満載でごちゃごちゃしてるのかと思ってたんですけど、一定のレベルを超えると逆にシンプルになっていくみたいな法則があるようで。
山の中歩くのにごちゃごちゃしてると引っかかりとかで事故の元とかなんとか。
なるほど。
でもまぁ僕にはまだ遠い話ですね。
とりあえず当分はそんな心配よりもごちゃごちゃしてるほうが使いやすそうです。
いやまぁそんなミーハー的にガチャガチャぶら下げるつもりはないですけど。
という感じでそのへんも考慮に入れてまた考えるんですが、そうするとやっぱりドイターのフューチュラに戻ってくるわけですよ。
このへんのバランス感だなと。
ということでヤフオクで網張って落札したのがフューチュラ42。
なんか見たことないモデルなのが微妙に引っかかりましたが、まぁドイターには違いないしということで5000円で落札。
ドイターのこのクラスだと1.5万ぐらいするのが相場なんですが、経年劣化で内側がベタついているというマイナスポイントでやすかったんですよ。
このときは防水兼ねてどうせ中に一枚大きなビニール袋入れて使うからいいや、と思って大して気にしてなかったんですがね。
これ、絶対妥協しちゃいけないところでしたね。
このあと、使うたびにそれがずっと尾を引くことになります。
触るたびに手が気持ち悪い感じになるんですよ。
日常生活だったらいつでも水道で手を洗うことができますけどね。
山では洗えることのほうが珍しいんですよね。
あと、中に入れたものに劣化したものがベタベタ付いてしまうんですよ。
もうこれほんと失敗でしたね。
あと、大事なポイントの1つだった「横のポケット」。
まさかの全然使い物にならないっていう。
なにこれ。こんな浅い&マチもないポケットに何入れるの?
ドイターのブランドを過信した僕がバカでした。
ていうかこれ使ってる人どうやって活用してるんだろう。
その後結局横のポケットは一度も使われずにこのザックは役目を終えることになります。
って、いきなり悪いことばかり書いてしまいましたが、いいところももちろんあります。
もう一つの重要ポイント「ウエストベルト」。
これはもう圧倒的な安心感です。
このあといくつかザックを使うことになるんですが、この安心感とはだいぶ差があります。
今まで一番荷重がかかっていた肩のベルトはほとんど浮いているぐらいの感じです。
(本当は荷重バランスとしてはそれじゃだめなんですが)
とにかく同じ重さのものを背負っても今までのリュックより明らかに軽く感じます。重さが自分の体の一部のような感じなので荷物を持っている感が少ないんです。
あと、
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