モーラナイフと新しいフライパンでマーボーカレーのソロキャンプ

今日はソロキャンプ。

2週間前のソロキャンプのとき、バンドックソロベースを初めて使って、ソロのスタイルが確定したので、今日は準備にあれこれ迷わずに済みました。

シルバーウイークということでファミリーが多くて賑やか。

今日の予約も、もともと取れてなくて、キャンセル待ちダメ元で前日に取れたぐらいだし。

区画性になったのはありがたいけど、そんなときにこの広い区画を一人で使うのは申し訳ない気持ちも。

半分でも広いもんなー。

ソロかグループかで区画変えたりしたら管理する方が大変だろうからなー。

台風直後で天気不安定。晴れたり降ったりで風も強め。

ということで早速ソロベースを設営していきます。

今日は実験してみたかったことが。

それはペグ。

ホームセンターのL字ブラケットがペグ代わりに使えるんじゃないかと思いましてね。

長くなるので、詳細はこちらに。

↑…ということなんですよ。

まさかここまでうまくいくとは思いませんでした。

もう、テントのペグ全部これにしようかなぐらいの勢い。

タープとか大型テントはさすがに危ないですけどね。

バンドックソロベースの撥水効果と遮熱効果

設営後さっそく雨の洗礼が∑

バンドックソロベースの撥水効果を初めて目の当たりにしました。

布の上に一枚ビニールでもかぶせてるのかと思うくらい水が滑り落ちていきます。

いや、ヘタなビニールより落ちてるんじゃないかと。

ポリエステル素材が弾いていても普通の光景ですが、見た目がコットンだから「!?」ってなりますね。

降ったかと思ったらもう晴れ。
今度はバンドックソロベースの日除け効果を実感することに。

この影の濃さ。

頭と天井が近いから熱は感じますが、ひなたの暑さとは段違いです。

このあたりはコットンの良さが生きてますねー。

今までポリエステルのテントばかりで、日中のテント内はサウナのイメージしかなかったですからね。

ポリコットンってホントにポリエステルとコットンのいいとこ取りみたいな繊維なんですね。

技術ってすごい(語彙力)

新フライパン

今日は新しい道具が2つ増えました。

まずはフライパン。

最近リュウジのバズレシピにハマってて、料理らしい料理をすることが多くなってるんですよ。

そこで問題になったのがフライパン。

今まで焚き火フライパンを使ってきました。

カッコいいんですが、ちゃんと料理するにはなかなか不都合が多いのです。

深さがないから作れる量がかなり限られるし、「あおり」ができない。

最近の料理の感じから

・コーティング
・取っ手がない
・あおれる
・大きすぎない

を満たしたフライパンが欲しくなったのです。

ということで、買ったのがこれ。

1~2人分の料理にジャストサイズ。

取っ手もないので、かさばらない。

取っ手がないフライパンって逆に高かったりするけどこれは1000円。

アマゾンレビューとか見てたら半年とか1年でコーティングはげてきたとか批判が目立つけど、1000円で半年も使えたら充分ですよ。

このサイズならST-310の輻射熱も気にしなくて良いし。

遮熱テーブルもありますが、あれ案外面倒なんですよね。

見た目の「ばえ」的な意味でも、そのままのほうがST-310のソリッド感を楽しめるし。

新道具2、モーラナイフ

ついにモーラナイフを買いました。

ナイフといえばモーラナイフというぐらい圧倒的定番ですよね。

見た目はいまひとつ垢抜けないけど、実用性全振りな質実剛健さが清々しい。

その存在を知ったのはもう3年ぐらい前。

オピネルのかっこよさが捨てきれず、ずっと悩んでました。

あと、ビクトリノックスで一応間に合ってたので、どうしても必要ってほどじゃなかったのもあります。

が、ちゃんとした料理をするには、さすがにビクトリノックスではしんどくなってきて、オピネルかモーラナイフか決断のときが来たわけです。

結果、モーラナイフを選択。

見た目だけで実用性が伴わない道具は自分的にはNGなのですよ。

っていうのはあんまりか。

オピネルは充分実用性伴ってるんですが、料理にしか使えないのと、何よりネックだったのが柄の問題。

柄が濡れたら折りたたみ機構が固くなるってだいぶ致命的な問題というか。

キャンプ道具なんて濡れて当たり前みたいなノリで使いたいのに、これからずっとそれに気を使わないといけないってのはちょっと…。

晴れてても夜露にはほぼ毎回確実にさらされますからね。

寝る前に忘れず片付けるように気をつける?

いやいや、自分はそんなマメな性格じゃない。

今までのキャンプの過ごし方を振り返っても、ナイフは使ったらそのまま放置してることが大半です。

特に夜は焚き火して眠くなったらそのままおやすみみたいな流れなので、ナイフのことなどまず思い出さないです。

もちろんオイル漬けという回避策は知った上での判断ですよ。

でも、これも賛否両論で結局何が正解か考えるのが面倒になったのと、どっちにしても柄をはずすのがかなりめんどそうなのとで、あーもういいやってなったのが本音ですね。

モーラナイフにそういった面倒さは一切ありません。

使えなくならないようにどう気をつけたらいいか、よりも、使えなくなったら直せばいいじゃない、という考え方。

全てが直球ストレートでとてもよいです。

だから刃の材質もステンレスではなくカーボンを選びました。

水に濡れたらすぐ錆びる。

でも研げばすぐ戻る。

刃の切れ味がすぐ落ちる。

でも、研げばすぐ戻る。

しかもその切れ味はステンレスを上回る。

切れ味のイメージ

もちろんこまめなメンテナンスが必要という意味では、一番面倒なナイフと言えます。

が、自分にとってナイフの手入れは、面倒な作業でなく、それ自体がキャンプの1イベントなので、研ぐべきときが来たらむしろ嬉しいぐらいの勢いなのです。

少しずつ切れ味が悪くなっていくのを黙って見守るしかないステンレスより、すぐダメになるけど、自分の手ですぐ復活させられる方が精神衛生上いいです。

まぁ見た目だけもうちょっとどうにかならないかなというのは最後まで残りますがw

せめて色が黒だったらごまかせるんですけどね…黒だとステンレスしかないみたいなんですよね。

まあそれはしょうがないとして、想定外に良かったことが1つ。

それはサヤにロック機構がついてること。

ネットのレビューではロック機構はないという話だったので、そこも結構最後まで購入をためらってたポイントだったんですが、きちんと押し込んだときに「カチッ」という手応えがあります。

向きが逆だと効かないので、その人はもしかしたら入れ方を間違えてるのかもしれませんね。
これは嬉しい誤算でした。

ベルトループは、ベルトに輪っかを通す形じゃなくて、上からかぶせるタイプなので、外れる恐れがありますが、「返し」がついているので、よほどのことが無い限り外れないと思います。

実際ベルトに通して、外そうとしましたが、かなり手こずりました。

この瞬間、ああこれなら大丈夫だと全面的に信用しました。

完全な輪っかだと通したり外したりが面倒なデメリットがあります。上からかぶせるメリットを持ちながら、はずれにくさも兼ね備えたいい作りですね。

マーボーカレーを作る

夕食はマーボーカレー。

これもリュウジのバズレシピです。

ネギのみじん切りがいるので、さっそくモーラナイフで切ってみます。

ん?めっちゃ切れるやん。

料理にはオピネルのほうが使いやすいというのは確かだと思いますが、じゃあモーラナイフは使えないのかというと全然そんなことないです。

少なくとも、自宅のボロ包丁よりは遥かに使いやすいw

「ヘビーデューティー」という刃が厚いモデルだとさすがに厳しいかもしれませんが、このコンパニオンモデルなら全然違和感ないです。

あと5cm長さが欲しい感じはありますが、玉ねぎとかトマトぐらいの大きさは一発で半分にできるし、そんな長いの欲しいならもう包丁使えよって話ですよね。

いやぁ、よかった。

これ一本でキャンプのナイフ用途全部カバーできそうです。

用途に応じて使い分けるのもプロっぽくていいですが、自分は一本で全部解決する、みたいなほうにかっこよさを感じます。

マーボーカレー完成。

フライパンもとてもいい感じですね。

深さがあるだけでこんなに料理が楽になるとは。

コーティングのおかげでこげつきもなし。

もともと料理が苦手な自分は、すぐ「やらない理由」を探そうとするので、フライパンが使いやすいのは大事です。

・・・はっ∑

しまった・・・鍋を汚す前にこれをフライパンで湯煎しないとだったのに・・・。
他の器だとこの容器が収まらない。

前回無理やり強行して、失敗した例

しょうがないので、マーボーカレーを別の容器に移して、フライパンをきれいにしました。

今回唯一ストレスを感じたところです。

こういう段取りはスムーズに決めたいところですねー。

完成。

とてもおいしかったです。

今回のスーパーで買った北海道木綿豆腐が何気にいい仕事してくれましたね。

木綿なのに絹ごしのような口当たりで良かったです。

国産なのに、1丁の3分の2ぐらいで80円と安かったし、近所のスーパーでも売って欲しいです。

カレーだからごはんと食べるとおいしいし、麻婆豆腐なので、ごはんなしでも食べ続けられます。

今回4人前ぐらい作ったので、先にご飯が尽きたんですが、そのあとの焚き火で、酒のさかなとしても活躍してくれました。

カンタンだし、いくらでも食べれるし、これはキャンプレシピ殿堂入りですね。

ついにフェザースティックと向き合うときが来た

さて、食事で満たされたあとは焚き火でゆるりと。

そういえばモーラナイフといえばブッシュクラフト用途が本家本元。

焚き火でナイフと言えばっ!

そうですね、フェザースティックですね。

ここに来てようやくフェザースティックに挑戦するときがきた!

・・・・。

これはひどい。

初めてとは言え、正直もう少しマシなものができると思ってましたw

初めてのフェザースティックは厳重にお蔵入りにしないといけないレベルの黒歴史となってしまいました。

とりあえずまずモーラナイフ様に土下座しなければ。

せっかくここまでいい感じに魅力を伝えてこれたのに、最後に全てをひっくり返すレベルの熱い風評被害をもたらしてしまったので。

スライスするところばかり注目してましたが、これ、元にする木材の太さも重要だったんですね。

3cmぐらいの正方形の角材が良さそう。

そういえば、youtubeでフェザースティックやってる人、みんなそのくらいの角材でやってるな。

面が広すぎると、スライス自体が困難になります。

今回1x5cmぐらいの長方形の角材を使いましたが、長辺側がどうしようもできず、上の図のようになってしまいました。

ていうか今思えば、ここから半分に割ってやり直せばよかったですね。

あまりのひどさに証拠隠滅することしか頭になくて、秒で燃やしてしまいました。

朝食

朝です。

最近は焚き火を始めるとすぐ眠くなってしまう。

今回も2時間もしないうちに眠くなってそのままおやすみに。

前は5時間~10時間ぐらいはやってたんですが。

最近朝にコーヒー飲むことが増えました。

沸かしたお湯をプラスチックシェラカップに移す。

プラスチックは熱くならないので、熱いものを飲むときにいいです。

朝食はハムエッグ。

自宅の卵がそろそろ食べないと危なそうだったのでちょうどよかったw

キャンプだと食べたくなるんですが、日常だとなんか食べないんですよね。

味付けはほりにしで。

はっ!

そういえば昨日ナイフ使ってそのまま放置してた!

カーボンはすぐに錆びるのに!

あー。

新品でいきなりやってしまった…。

でも、磨けばすぐ戻るのがカーボンのいいところ。

さっそくやってみようじゃないか。

刃の部分は砥石で研ぐとして、「腹」の部分は耐水ペーパーでいいだろ。

別に鏡面加工である必要はないし、2000番ぐらいで。

戻った!

まぁサンドペーパーなので鏡面反射は完全になくなりましたが、別にいいです。

逆にガンガン使い倒せるって吹っ切れた感があります。

しかし思ったより時間かかりましたね、

20分ぐらい磨き続けたかな。

1000番ぐらいでいいかもしれませんね。

ということで今回のキャンプは終了。

夕方までしたかったんですが、予約が取れなかったので。

このあと、帰ってクーラーボックスの内ぶたをDIYすることにします。

保冷剤って下より上に置いたほうが効果的だといわれますが、上に置くと食材取り出すたびにどけないといけなくて億劫なんですよね。

だから内フタに並べて、それごと取り出せば出し入れがラクだなと思って。

たまにはそんな午後もいいでしょう。

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公開日:2021.9.19
更新日:
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