福岡ドタバタ登山ブログ「ヤマログ」

英彦山で望雲台のドSぶりに挑んできました

シルバーウイーク中間の今日は普段行けないちょっと遠目の山に行ってみたいと思います。
まぁ本当は昨日行くつもりだったんですけどね。この連休に11時から動き出そうとしてもニッチもサッチも行かなくなることぐらい誰でも分かるのに渋滞に実際に突っ込むまで気づきませんでしたからね。
普段行っている山ですら行けるか怪しいレベル。

まぁおかげで近すぎて後回しになっていた四王寺山デビューができて、意外といい山で結果オーライだったわけですが。

今日は1日フリーなので、朝から動きます。

7時出発!
・・・登山している人の感覚だとこれでも充分遅いんですが…。

でもまだ道路は混んでいません。これなら勝つる!

ということで前から行きたかったけど遠くてなかなか踏み出せなかった英彦山で決定!

のんびり走れる道なのでドライブ気分

英彦山登山口がナビで出なかったのでとりあえず「彦山駅」までやってきました。

・・・が、周りを見渡しても登山口らしきものは見当たりません。
ていうか駅がまず見当たらないんですが…。

とりあえず山頂は右の方にあるので、右折してまっすぐ行ってみます。

あ、でも一応標識に英彦山の案内がありますね。

ここで示している「英彦山」が登山口を指すのかはまた別の話なんでしょうけど、とりあえず方角的には間違ってないんでしょう。たぶん。

10分ほど山道を走り続けると…。

あっ!銅鳥居登山口!

英彦山の情報調べてた時にみたやつだ!

不安なまま車を走らせてきましたが、ここで一気に安心しました。

このままここに車とめて登っていってもよかったんですが、ただの階段みたいだったので、先に進みました。

別府駐車場キタコレ!

これですこれです。目指してたものは。

この駐車場、休日はわりとすぐ満車になるらしいですが、9時に着いてもまだだいぶ余裕がありました。

食堂がありますね。

駐車場から道路挟んだすぐ向かいにあります。

朝食食べてこなかったので、ちょうどいい。食事にしましょう。

いかにも食堂って感じでいいですね。

このごちゃごちゃした感じ好きです。

何食べようかなー。

とりあえずこの雰囲気ならだご汁は外せないなー (๑´ڡ`๑)

それを味噌汁代わりにご飯は山菜やきめしで行きますか☆

ぼく「だご汁と山菜やきめしください!」

おばさん「・・・(; ゚д゚)」

ぼく「・・・?(; ・`д・´)」

ぼく「え、えっと・・・」

おばさん「大丈夫? だご汁だけでも結構な量だけど…」

ぼく「え? 味噌汁みたいな感じなんじゃ…」

おばさん「違う違う。どんぶりよ」

ぼく「Σ(゚д゚lll)」

ちょっと恥ずかしかったですw

改めて見てみると焼き飯一人前と同じ価格。

そりゃ味噌汁椀一杯ってことはないですよね。

さて、食事を待っている間、カメラの設定を確認してると、向かいの席で食事している男性から話しかけられて、写真の話に。

聞くとその方は山の写真を趣味で撮っていて、新聞で賞を取ったこともあるそうで。

見せてもらったのは宝満山の難所ヶ滝の写真。

すごい迫力で見に行きたくなりました。

写真に人を入れることがこだわりということで、僕もそこは同じなので、そこで話が弾みました(∩・∇・∩)

まさかのtwitter笑
冷やし中華はじめましたみたいになってるけどw

お、注文した料理が来ましたよ。

・・・納得w

これに焼き飯一人前とかそりゃ唖然としますよね。

食べている間、目の前を登山者が次々に通り過ぎていって、置いて行かれてるようでソワソワ。

店先に英彦山の地図が。
ありがたくいただきます。

登山口へ向かいます。

ふもとまでやってきました。
これは旅館ですかね?

すごくいい雰囲気ですね。
ここに泊まって朝英彦山に出発できたらめっちゃいいなー、と思って下のお店の人に聞いてみたんですが、残念ながらもう営業していないそうです。

奉幣殿まで長い階段を登ります。

奉幣殿からも階段が続きます。

うーん。

なかなかキツイぞ…。

小学生ぐらいの子がめっちゃ走って登っていって、おいおいどんな体力してるんだと。

いや、よく「子どもでも登れる山」とか言う人いますけど…

子ども一番体力ありますからね?(迫真)

子どもの体力ほんと底なしすぎる。反則ですよあれ。

よじのぼる感じの壁になってきた。

おお、鎖だ。

アスレチックみたいでなんかテンションあがりますね ( ੭ु ╹ω╹)੭ु⁾⁾

相変わらず子どもはエライ勢いで登っていきます。

物理の法則無視しすぎだろあいつら・・・(‘A`)

でも見てるとなんか元気づけられますね。

また石段に戻りました。

しっかり整えられていて一定の調子で登っていけます。

あ、休憩スペース?

雰囲気ありますね。

ひたすら石段登っていきます。

宝満山みたいだな。

どっちも霊山で修験者向けに整えられてるから共通するものがあるんでしょうか。

再び鎖場!

ぶっちゃけ鎖使わなくても登れるんですが、やっぱここは使って登らNIGHT!!(何)

また石段w

それにしてもよくこれだけの石段を作ったなぁ。

おっ、平坦な道になった!

逆方向に社がありました。

この道いいですねー。

今まで上を覆ってた木も少なくなって明るいし、道が平坦なので、散歩道みたいです。

歩いてると突然、後ろから小学生が走って追い抜いていきました。

またかw

あれだけの石段登ってきて、なんで走る元気が残ってるんだ…(‘A`)

なんか人めっちゃ増えてきた。

ぞろぞろw

なんか人が集まってる。

うわ、なんだこれ。

下から風がめっちゃ吹いてくる。

ダイソンの扇風機みたい笑

一気に開放感のある感じに。

もうすぐ山頂かな?

山頂到着!

お昼食べて休憩します。

しかし台風の爪痕が生々しい。

自然の脅威を感じますね。

下山は北岳から下ってみます。

北岳は鎖場が多いそうでさっそく洗礼を受けます。

向こうに見えるのが北岳でしょうか。

こうやって見るとだいぶ遠くに見える。

岩場をだいぶ下ってきました。

急に団体さんがΣ

ずっと人の気配がなかったので、ちょっとびっくり 笑

うわー。

ここにも台風の爪痕が。

中岳を下りきったようです。
北岳を登っていきます。

北岳山頂に到着!

ここは眺めがいいですねー。

中岳よりもいいかも?

ではまた下っていきましょう。

なかなかの岩を下っていきます。
北岳はこの感じが普通に続きますね。

長ーい鎖。

鎖が普通に続きすぎて、「鎖場」っていう概念が崩壊してきた。

鎖場って基本が普通の道だから成立する言葉なんだね(なんのこっちゃ)

傾斜が緩くなって鎖はなくなりましたが、岩がガラガラで全然進まない!

すぐ近くに見えるのに全然進まない!なんだこれ!

そうか…これがガレ場ってやつか。

見た目は普通に歩いていけそうだけど、実際は一歩ずつ足場を確かめながら歩くので、想像以上に時間がかかります。

…お、案内が…「望雲台」?

展望台みたいなものかな?

せっかくだから行ってみよう。

うわーーーーなにこれ!! (゚ロ゚;

ロッククライミングみたいに登っていってる…自分みたいな初心者が行っていいのかな…。

まぁ子どもが普通に登っていってるぐらいだし…大丈夫かな?

いや、これ結構怖いぞ。

ていうか写真撮るために片手空けるのがかなりギリギリ。

なんとか登りきりました。まだ先へ歩いて行けるようです。

10メートルほど歩いて行くと…。

リアル壁を登ってますね…。

大丈夫なのかこれ…。

一人ずつ順番待ちでだんだん行列になってきました。

上はそんなに大勢が登れる感じじゃないようで、一人登ったら一人降りてくるような感じで進んでます。

…なんか緊張してきた。

後ろに並んでる人から見られながらこの壁登るのか…。

ただでさえ経験がないのに、自分の前には子どもがラクラク登ってしまってるからなおさら失敗が許されない状況が…。

そしてようやく順番が回ってきました。

いざ!

めっちゃ本気でしたが、見た目的には楽勝で登った感出せたと思います。

バレてるでしょうけどね。

さて、ようやく登ってきたけど…

・・・・!!!!!

だーーーーーーーーーー!!!!! (゚ロ゚;)

なんじゃこりゃあああああああ(優作)

あかんあかんあかん!!!

え、これ落ちるやん!!

このスカスカの手すりくぐったら・・・

落ちれるやん!!!!

ていうかくぐらなくても後ろにも・・・

落ちれるやん!!!!(うるさい)

いやいやいやいや!!

めっちゃガケですけど!!!!

え、普通こういうのってバーチャルリアリティーな映像とかで攻めてくるやつじゃないの??

これ、ただのリアルだよね??

落ちるよね??

落ちたら死ぬよね??

続々と後続者が…。私は奥へ追い詰められていきます。

ていうか手すりを握る手がめっちゃ本気。いまだかつてない握力。

たぶんいま握力検査したら記録更新できると思います。

ていうか写真撮るのがもう必死すぎる。

写真撮るためには片手を手すりから離さないといけないんですよ。我ながらよく撮ったわ…(´ι _`  )

それにしてもすごい落差だ…。

もう充分楽しませてもらいました ハイ。

じゃあ下りましょう。

最初の登りのところ、登りのときはそうでもなかったんですが、下りは普通に怖いです。

「あれ? 足つくところなくない? 登りのときそんなこと思わなかったのに??」みたいになって微妙に焦りました。

カメラのレンズキャップ落としてどこか行ってしまったし。