先週の3座登山で200mの山 + 200mの山 + 300 の山の達成記録が追加され、「200mの山 + 200mの山 + 300 の山 > 700mの山」というよくわからない計算式に勇気づけられ、当分先の目標だったはずの二丈岳に突撃してきました。
ネットで調べると電車で行く人がわりといるみたいなので、僕も電車で行くことにしました。
なるほど…ゆらりんこ橋を通って行くのが定番、そして「ゆらりんこしないゆらりんこ橋」って言うのが暗黙の了解、と…ψ(‥ ) カキカキ
あれでしょうね、たぶん「ゆらりんこ橋」への「ゆらりんこしない」ツッコミ率って、「風の見える丘公園」への「風が見えない」ってツッコミ率といい勝負でしょうね。
そのうち探偵ナイトスクープあたりが調査してくれることでしょう。
いきなりローカルネタ挟んですみませんね。唐津にあるんですよ。
ちなみにもう一つ「風の見える丘公園」に「丘」って必要なのかというツッコm(略
ということで電車でやってきましたよ。
駅のスグ近くに「手に持って食べれるお好み焼き」という触れ込みの「いなほ焼き」なるものがあり、かなり惹かれたんですが、結局買いませんでした。
お好み焼きならカロリー多そうだし登山前にちょうどよかったかもなー買っとけばよかったなー。
山の方に歩いて行くと登山道と林道で分岐が。
林道って業者とか用の道ですよね…単調そうだから普通に考えると登山道選ぶとこですが、好日山荘の登山記録では林道を選んでたのでそれにならうことにしました。
一時間ほど山の中の舗装路を歩いてきました。
途中いくつか登山口があったんですが、結構な傾斜と「道なき道」感が僕には厳しそうだったのでスルー。
好日山荘の記録でもこのあたりはスルーしてるし。
そのあとしばらく進むと「登山道3」がありました。
ここもわりと道なき道な感じはしたんですが、そろそろ舗装路もお腹いっぱいになってきてたこともあり、ここから入ることにしました。
もともと道が細い上に草が茂っているので、かき分けて進む感じです。マムシが出て来そうで怖い。
10分ほどでまた林道に出ました。林道をショートカットするような感じで山道が整備されてるみたいですね。
ポイントポイントで山道と林道が交差する感じになってるみたいです
とりあえず山道を続けます。林道を横切って「登山口4」へ。
いきなりロープで始まってるのでビビったんですが、ここを登るとかなり整った山道になって歩きやすくなりました。
と思いきや登り切ったらむしろ今までより整った山道になりました
普通に登山するならここからかな? これより前の登山口はあまり人が通ってる感じがしませんでした。
その後、一時間ぐらい登り続けます。
人と会うこともなく、虫や動物の声もなく、なんか静かな山です。今日がたまたまそうだっただけかもしれませんが、今までの山より”山奥感”があります。
静かなせいか風の音がやけに響きます。
風が通ったところが木がザワつくので、風が山の上の方から下に降りていく感じが音で感じられて、風の又三郎な感じでなんか神聖でした。
小さい木のトンネル。トトロの予感でしたが森へのパスポートを持ってても薄汚れた大人には無反応でした
それからしばらく歩き続けて「山頂まであと10分」の立て札が。
時間だと直感的に理解できてわかりやすいですね。距離で理解できるのが本当はいいんでしょうけど。
そのあと分岐。一貴山に行く道らしいです。
そこで今さら気付いたんですが、一貴山って山だったんですね。
昔から電車の駅で知ってましたが、それが山の名前と考えたことはありませんでしたね。
一貴山に行きたい気もしましたが、今日はこれまでで一番歩いてるので、まずは寄り道せずに山頂を目指します。
傾斜が急になりました。山頂直前ってだいたい傾斜が急なのが相場なんですかね。
実際どうなのか知りませんが、とりあえずそういうことにしておけば「ここを乗り越えれば山頂」と思えるので、そういうことにしておきました。
ということで山頂到着!
いやー長かった。ていうか舗装路が長すぎたな。やっぱ登山道来てたほうがよかったかも。
…あれ?
ゆらりんこ橋は?
慌てて地図を見直すと、ゆらりんこ橋は全然違う位置にありました。
しまった…筑前深江駅じゃなくて大入駅から来ないといけなかったのか…orz
「ゆらりんこ橋がゆらりんこしなくってさー」ってしたり顔で言う今日イチの目標が…。
大入駅のほうに下りることでゆらりんこ橋を通る案も考えましたが、今日はわりとがんばって体力使いきった登山だったので、ていうか早く中洲ジャズに行きたいので(爆)、もと来た道を帰ることにしました。
それはともかく景色がすばらしー!
高さが違うと景色も変わりますね~。
天気は完全に晴れとはいきませんが、もともと雨の予報だったので、全然ありがたいです。
あとどこかのブログに書いてありましたけど「電車で来ると、山頂から見下ろしたときに「あそこからずっと登ってきたんだ」的な感じが実感できるのがいい」ってのがあって、それをすごく感じましたねー。
景色を見ながら昼食にします。
今日はこれまでザックのオモリと化していたクッカーの封印をついに解きました。
余裕かましてクッカーに初挑戦しちゃったりなんかしちゃったりして
だいたい前回使う予定だったんですがね。なぜか腹壊してしまって結局使わずじまいでしたからね。
5分もしないうちにお湯が沸いた。すごいな。1000円のバーナーでもこんだけ仕事するんだ。
今日の食事はマルタイ棒ラーメンです。
できあがったのはいいけどクッカーが熱くて口がつけられずスープが飲めない…普通どうするんだろう…器変えたりしてるのかな。
結局食べ終わるころにだいぶ熱が冷めてきたので、最後に飲みました。
山ラーメンはスープが残ってあとの処理で悩むこともあるらしいですが、僕は普段から全部飲む動脈硬化予備軍なので問題ありません。
別の意味で問題ありそうですけど。
ひとしきり景色を楽しんだあと元きた道を下山。
途中、なんとなく林道を選んだせいで一時間近く迂回するハメになってしまったのは我ながら理解不能な選択肢でした。
ヒザも来てるし帰りは林道にするか、って軽いノリで選んだらめっちゃ時間かかってしまった…
登りなら「急がばまわれ」的な発想として理解できますけどね。
そのあとは登りのときにずっと林道を通ってきたところを登山道を選んで下りました。やっぱこっちが楽しい。
駅に着くか着かないかでめっちゃ雨が降り始めました。予報通りだったなー。うまいこと登山中の時間からズレてラッキーでした。
駅に着くか着かないかぐらいで土砂降りに。滑り込みセーフでした。