シルバーウイーク!
すごい!1週間で5回も山登れる!(`・ω・´)
とは行かないんですがね。
彼岸参りがありますからね。まぁ3日はつぶれますよね。
あ、僕お坊さんやってるので盆と彼岸は檀家さんの家々を回ってるんですよ。
この時期になるとあちこちスクーターに乗ったお坊さん見ますよね。あれです。
でもそれを差し引いても2回は行ける。やっぱすごい!圧倒的!頼れる!惚れる!
さて、せっかく宇美に帰ってきてるんだしこっちの山を攻めようじゃまいか。
どこに行こうかなー(๑´ㅂ`๑)まぁ初日は彼岸参りで丸一日潰れるだろうし回ってる合間に考えるか~(๑´ㅂ`๑)
なんて思ってたんですが、当日になって気付くわけですね。
彼 岸 は 明 日 か ら っ て こ と に 。
お坊さんなら常識ですよね。
orz
ということでいきなり一日空いてしまったので慌てて山を選びます。
が、いきなり考えてもなかなか出てこないもんですね。
なんか連休の特別感が優先して、普段なかなか行けない遠めの有名な山ばかり浮かんできますが、そこに行くなら6~7時には出てないとバタバタになってしまいます。
このときすでに9時過ぎてましたからね。
どんな山でも時間に追われるのだけはイヤです。なんかもったいない。
んー宇美から近い山…もう宝満山しか浮かびませんね。あの感動からほんの1週間ですしね。めっちゃ感動しましたからね。山じゃないガールの無双ぶりに(ぇ)
いや、この山は深いですよ ええ。近くに住んでることに一人で優越感感じてましたからね。もういろいろ意味わかりませんね。
ということで宝満山に決定。
宇美からだと電車がないので車で行きました。
専用駐車場に素直に入らず、どっか適当なところに停めれるんじゃないかと貧乏根性丸出しでウロウロしてたんですが、結局専用の駐車場に戻ってきましたよね。まぁ誰もが通る道でしょう。宝満山あるあるに加えておこう。
しかし10時とは言え、すでに満車に近いのはさすが。
車停めたら係のおばちゃんが「一番きっぷでーす」って言いながら切符渡してくれたんですが、それがこの駐車場専用の切符の通し番号で、その番号はケタ数から見て多分99万9999通りの番号があって、その膨大なパターンの中で「No.1」をひいた僕にラッキーナンバーで今日一日がちょっと幸せになりますbyムーンプリンセス妃弥子的なノリで気をきかせてくれたんだなぁ(みつを)と理解するまでに5秒ぐらいかかってしまい、5秒も沈黙だとただの無愛想な人になって感じ悪いので、なんか言わないとと思いながらも頭の整理がついていないまま無理やり言葉を発したがために結果「あ」しか言えなくて本当にすみませんでした。
さー登りましょう。
う、うわー人多いなー(´∪`;)
ホントに自然の山なのかここは。長崎バイオパーク的な自然ながらもきっちり計算されて作られたテーマパーク的なアレじゃないのか。いやでも長崎バイオパークってすごいですよね。日本でなんであんな生態系が維持できるのかいまだに理解できん。
いや、それはいいんですけど、とにかく人が多いんです!今日言いたいかったのはそれだけです!(?)
先週も大概でしたけど、今回は連休パワーでもう意味不明なごった煮具合ですよ。木の本数と人の数とどっちが多いかなとかちょっと数えたりしましたからね。紅白歌合戦の最後で野鳥研究会の人たちが持ってるカチカチするやつが欲しくなりましたよね。
そういえば最近紅白で野鳥研究会の人たち見てない気がする。あれが紅白の瞬間最高視聴率ポイントなのに。
という感じでもう視界に人がいないことがないレベルです。
なんかもう参勤交代みたいになってましたからね。どこが1グループか全然わからん。
人類みな兄弟かよ!って心の中でさまぁ~ず三村バリのツッコミ入れたら天使サイドの自分が「ええ、そうですよ。人類みな兄弟ですよ+.(*╹◡╹*)゚+」とかよくわからないこと言ってて果てしなく気持ち悪かったので黙って登ることにしました。
ということで山頂まで登ってきたわけですが、言いたいことはもう分かりますよね。
人が多いです。
「人が多い」ってなんかもっと量に応じて表現の幅ないんですかね。さっきから人多いしか言ってませんけどこの日の山頂の人の多さは「超サイヤ人ゴッド超サイヤ人」と同じくらい意味がわかりませんでしたからね。
ちなみに超サイヤ人ゴッド超サイヤ人とはサイヤ人が超サイヤ人ゴッドを体得した状態で超サイヤ人に変身した状態のことです。わかりましたね。
もう座る場所とか全然ないですよ。通路ぐらいしか空いてないし。
見れる景色むりやりザーッと見て、そそくさと退散しましたです。
そこへ目に入ってきた縦走路のご案内。
こ れ だ 。
先週も目にしながらも初回からムリはやめとこうとスルーしたこの手がありました。
この体力の残り具合ならイケる!╭( ・ㅂ・)و ̑̑
まずは仏頂山か。縦走路に入ったとたん人の声が遠のき、テーマパークから一気に自然の山になりました。
嬉しいような寂しいような…。
で、5分か10分か緩めの道を歩いてると仏頂山山頂に着きました。
山頂っていうか普通の通り道なんですが…山の定義ってどうなってるんですかね?
とりあえず宝満山山頂で食べそこねた昼食をここで取ることにしました。
この前の二丈岳で味をしめたクッカーでラーメン作りまーす。イエーイ箸忘れたー(∩・∇・∩)
いま考えれば木の枝で食べればよかったんですが、シティーボーイ(郡民)の僕にそんな発想があるわけありません。
変化即死亡。それがシティーボーイの掟です。
ということでお吸い物ならまぁ溶かすだけだからイケるだろうと思って入れてみたんですが、混ぜる棒がなくて完全に沈殿してますねコレ。
いま考えれば木の枝d(略
仕方なくそのまま飲みます。8割ぐらいがただのお湯で、残り2割がコンソメ一箱まるごと入れたみたいなスープになっててとても美味しかったです。
食事も終わり、三郡山を目指します。
道はほとんど平行で快適です。途中走ってる人と何度もすれ違いました。
確かに道は広いし、緩やかだし走るのにちょうどいいのかも。
ただ距離は長かったなー。まる一時間ぐらい歩いたかな。登り下りが少ない分、かえって長く感じました。
で、突然道がひらけて道路に出ました。
「え?道間違えた?」と見渡すと、山頂を示す標識が立ってることに気付いたんですが、指し示す先が道路どころかもはや人工物だけしかない空間だったのでツッコミを待ってるとしか思えず、危うくさまぁ~ず三村が再登場するところでした。
もはや「騙されたと思って行ってごらん」と言われて行ってみたら本当に騙されたみたいなオチしか予測できませんでしたが、ここまで来たので行ってみました。
途中の「安全コース」の看板に「突っ込んだら負けだ突っ込んだら負けだ」とシンジ君ばりに自分に言い聞かせながらなおも歩いて行くと今度は目の前に監視台が現れ「ああ これが山頂、ね。なるほど違いないや あはは(棒)あはは(棒)」とスタンディングオベーションを贈り、次に現れた管理棟入り口しかない行き止まりに対して「…え、本当にこれ登るの?」とちょっとビビって素に戻り、よく見ると右側に細い通路があることに気付き、無事山頂に到着しました。
目の前にレーダードーム。
うーむ。
これは。
いや、いいんですけどね。私たちの豊かな暮らしはこういうのに支えられてるんですからね。ありがたい話なんですけどね。
さ、降りましょー。
砥石山、若杉山の案内に惹かれましたけどもう時間が厳しいのでまた今度!
また一時間歩いて宝満山まで戻ってきたところで結構な疲労感。
下山だけで2時間ぐらいかかってしまった…。
どうやら僕が一日に歩ける距離は15kmが限界のようです。
朝あれだけ混んでた駐車場は僕とあと1台しか残っていませんでした。いかんいかん。ちょっと遅くなりすぎましたね。
前回と同じく今日もコロコロ表情変える宝満山にしっかり楽しませてもらいました! ありがとうございます!また来ます!