福岡ドタバタ登山ブログ「ヤマログ」

天山から巨石パーク

山仲間からのお誘いで、天山の朝駆けに行くことになりました。

夜2時集合(-_-)zzz

集合場所から登山口まではおよそ1時間半。

登山口は天山の最短ルート、「天川登山口」からスタートします。

ここからなら30分あれば登れます。

今回は登山目的というより、日の出を見て癒やされることがメインテーマです。

そこから30分で登れば大体明るくなり始める4:30ぐらいになるという計算です。

三瀬峠から天山に向かって車を走らせます。

ほとんど寝てないのと明かり一つない夜中の山道ということで、そのまま寝てしまいそう…。

広告


!?

こ、これは・・・?(; ・`д・´)

「通行止」と書いてあるけど道は通れる・・・。

昼間はダメですけど、今は工事してないから通って大丈夫ですよ( ◜◡‾)」と言っているようにも見える・・・。

行け・・・る・・・のか?

話し合った末、後ろから車が来てるわけでもないから戻ろうと思えばいつでも戻れるし、これを迂回すると結構グルリと回ってこないといけないので、ダメ元で進んでみることにしました。

あ、やっぱムリだこれ ( ꒪⌓꒪)

仕方ないので迂回ルートをグルリと回ってくることにします。

そしてしばらく運転してたんですが・・・

ええっΣ(゚д゚lll)

迂回ルートも行けないって・・・これ、もうムリなんじゃ・・・?

諦めきれない僕たちはGoogleマップで検索してみました。

すると、さらにグルリと回る迂回ルートがありました。

迂回ルートの迂回ルート・・・(-“- )

当初の予定の2倍ぐらい時間かかることになりますね・・・時間は元々余裕を持ってたからよかったけど。

行こう!ピリオドの彼方へ!(?)

広告


4:30 天川駐車場。

どうにか着きました( ´ △ `)

ちょうど明るくなり始めてて、結果オーライな時間に到着。

こんなところにこんな時間にいるのは自分たちだけかと思ってましたが、他にも2台ぐらい車が止まってました。

ほんじゃまず出発

ヘッドライト3つも持ってきてたのに電池が全部カラだったことは秘密です。

もし一人で来てたら始まる前に終わるところだった…(ヽ´ω`)

すでに明るくなり始めてます

結構岩がガラガラしていて、夜は歩きにくいかも。昼はなんともないんでしょうけど。

広告


予定どおり30分で到着。
さーて、あとはくつろぎながら空の変化を楽しみましょう。

空気がキンと冷たくて、風がそよそよと吹いててとても気持ちいいです。

これを爽やかと言わずして何を言うのかと。

そして天山はもともと山頂が芝生みたいな居心地の良さなので、最高です。

ご来光を見るというメイン目的を忘れそうなくらい既に満足感があります。

そろそろ日が出てきそうなので、食事の準備をば。

いっちょ前に低気圧で膨張してます。

そうか、ここ一応、標高1000メートルあるんだった。

一瞬で登ってきたから全然実感なかった。

広告


涼しいっていうかむしろちょっと寒くなってきた。

そうか、ここ一応、標高1000メートルあるんだった。

一瞬で登ってきたから全然実感なかった(デジャブ)

あぁ~、いい感じに色づいてきましたね~

山あいに漂ってる雲がいい味出してますね。
水墨画みたいな。

個人的には、ご来光そのものよりも、ご来光前の時間が好きです。

ブルーアワーっていうんでしたっけ?

空気が透き通ってて、赤みを帯びて徐々に明るくなってくる感じ、なんとも言えない洗練された感じ。

できた

う、うまい(´・π・`)ズルズル

広告


出たー

空は晴れているのに肝心の地平線付近だけ雲がかかっているという、ご来光あるあるな状態なのが微妙ですが、とりあえずスタートしました。

急に光が強くなった

今まで薄い雲がかかってたみたいですね。

一皮むけたような力強い光に変わりました。

うどんでいい感じに温まったので、ほわーんとした感じでゆったり鑑賞
太陽の光に合わせて草木も目覚め始めてるかのようです。

自然全体の朝の目覚めの一員になれたような気がして贅沢な気分。

この親子いいなぁ。この子にとってめっちゃ大事な思い出になると思う。

親子でご来光を見に来るって発想がカッコいいですよね。

いやー、連日うだるような暑さの合間にいい時間を過ごせました。
駐車場が見える。車増えてますね。
朝日が作るコントラスト

という感じで、天山の朝駆けは終了。

広告


眠くなったのでちょっと車で一眠り…。

10分ぐらいのつもりでしたが、ふと気付いたら1時間弱ぐらい熟睡してました。

なんかすでにいろんなことをした気がしますが、時間はまだ朝8時。一日の始まりはこれからです。

これが朝駆けのいいところですよね。丸一日得したような気分になれます。

「もうちょっとどこか行きたい気もする」的な話をしながら帰っていたんですが…。

仲間が「あ、ここ、川遊びできるよ」と。え、川遊び?
あ、なんかそれっぽいところがある
「洞鳴の滝」・・・滝?

滝があるようには見えませんが、仲間いわく奥の方にあるらしいです。

おおーこれはなかなか

キレイな平面、底は砂、深さ30cmくらいと、まるで作られたような水遊び場です。

足湯の冷たい版って感じ
奥の方は1メートルぐらいの深さになっています。

気分に合わせて深さを楽しめるのがいいですね。

ただ、バシャバシャ歩くだけでも楽しい
今日も暑くなりそうですが、ご来光で涼んで、川遊びで涼んで、だいぶ優雅な夏の日

川遊び中に、このあと行くところをいろいろ考えてたんですが、ふと、以前から行きたかった「巨石パーク」のことを思い出しました。
ここから割と近くで、今から山に登ろうとは思わないけど、ちょっと体力は余ってる、まさに今のようなときに行く場所!

広告


ということで、やってきました。

こんなところまで萌キャラが…時代に乗ってますね…。

どうせ名前は「弥生ちゃん」とかいうんだろ(謎)

しかしこの巨石パークの推しキャラなのかと思いきや、このあとパーク内で再び登場することはありませんでした。

入り口から坂道を登ると駐車場が
ここが管理棟かな?

中を覗くと受付のおじさんがいました。

入場料&駐車場料で1人300円。

そして、どう見ても駐車場のように見えるこの場所はあくまで受付のための一時的な停車場所であり、駐車場はもっと奥にあるそうです。

実際、ここに停めて行く人が多いそうで。

別にここに停めてもいいんですが、登山口まで結構歩くことになります。

広告


ここがリアル駐車場。奥登山口があります。
地図をもらいました。

右側のルートから登って左のルートから下りてくるのがオススメだそうです。

その登りルートも2つ分かれてて、左が緩やかで、右が険しいとのこと。

ここから登っていきます
広告


即決で緩やかロードを選択

いや、天山30分で登れたって言っても1日2つ目の山となるとやっぱね、ちょっと逃げ腰になりますよね。

25分? …けっこうしっかり歩くんだな…

実際わりと歩きました。

距離もですが、普通に登山レベルの負荷があります。

「パーク」って言葉から、どんぐり村的な、観光客が寄り道ついでにちょっと散歩するレベルをイメージしてたんですが、そんな優しいものじゃなかったです。

でも、自分らは登山帰りに来て、それなりの装備でいるからいいけど、ここ普段着とスニーカーじゃかなり厳しいぞ…同じような勘違いする人多いような気がするけど大丈夫なんだろうか…。

広告


20分ぐらい普通の登山な感じが続いて最初の巨石に到着(;´Д`)アツイ

これはなんていう岩なのかな?

道祖神石・・・あ、なんかの形に似てるとかそういうアレじゃないんだ。
これは・・・
御船石!あ、わかるわかる(・∀・)
うわー、これは迫力のスケールですね~
・・・まぁ、屏風には見えませんが(-_-)
広告


お、あそこにもなんかあるよ!
誕生石。もはや言ったもん勝ちなレベル
誕生石から微妙~に展望あり
広告


うわー、すごい!

え、石の名前?

そんなものもうどうでもいいんですよ(´ー`)

「なんかすごい」それだけでいいじゃないですか(´ー`)

まぁ撮り忘れたんですけどね。

うわ、あれもめっちゃデカイ!

これは名前言われなくても分かる!

初めて石の名前に心から納得できたw
広告


往路残り2つの岩が結構登った先にあるというので行ってみる。

いや、これほんと「パーク」感覚で来たらえらいことなるって。

ああ、これこれ
ってなんもないやないかーい
微妙に展望っぽい感じだけど、でも展望とは言えないみたいな微妙な空間

しばらく探したけどどうしても見つからなかった・・・

広告


ここから引き返しルートだけど、乙文殊ってなんだ?仏像?

しばらく進んでみたんですが、なんか見つかりそうになかったので引き返しました。

この、さじ加減でいくらでも方向が変わりそうな看板は信じていいのだろうか
なぜ、こんな山道に突然カーブミラーがw
広告


舗装路に出ました

この巨石パークは一応この金敷城山の一部みたいで、せっかくなんで山頂も行っとこうかって。

この先が金敷城山の山頂らしい
まぁ、特に何かあるわけでもないんですが
広告


さて、ここから引き返しルート。

おおっ、これも迫力!
カエル・・・?(笑)

しかし、弘法大師どこにでも出てきますね。全部つなげると瞬間移動でもしない限り物理的に無理な行脚になるんですが、そういうこと言うと面倒なことになりそうなので、控えておきます。

おお、これも言われなくても分かる!
ですよねー

いやぁ、これは天岩戸ですわ。

広告


ん?なんだこの貯金箱・・・
地蔵が手書きでw ってことは賽銭箱?www

露骨な集金w

しかもでっちあげw

いやいやw 絶対いま考えたでしょ?それw
言葉に合わせて後から作られた感満載のハート

その何の悪びれもない感じ、好きです(好きなのか)

いやー、想像とだいぶ違いましたが、とても楽しかった
広告


帰りに道の駅へ寄り道
うわー、絵に描いたような水遊びのできそうな川!
え? あれってヒマワリ? なぜ突然砂場にヒマワリ?

子供がどこかから取ってきて植えたのかな?

おもちゃみたいですが、ちゃんと植わってるっぽい…

よく見ると他にも砂浜にいくつもヒマワリが咲いています。
これと同じくらい小さいので、気づきませんでしたが、やはり自生しているみたいです。
ヒマワリってこんなところに咲くんだ…。

木陰、青空、入道雲、緑の丘、カッポー・・・夏らしさ全開だ~
ソフトクリームが売ってあったので。山の後は無条件に反応してしまう(笑)

朝の涼しい空気の中、ご来光を見て、眠くなったら寝て、川で水遊びして、巨石に圧倒され、夏休み感あふれる一日になりました。

モバイルバージョンを終了