BUNDOK ソロベース レビュー

先生、最近キャンプにハマってきたんですけど、テントって何を選べばいいんですか? ソロキャンプ用のテントで、よく「ソロベース」って聞くんですけど…

おお、キャンプにハマってきたか。いいぞいいぞ。ソロキャンプ用のテントなら、確かにバンドックのソロベースはよく聞く名前だな。特にソロベースEXは人気が高いぞ。

ソロベースEXですか? どんなテントなんですか?

ソロベースEXは、パップテントと呼ばれる形のテントだ。軍用テントをモチーフにしていて、無骨でカッコいい外観が特徴だな。TC素材というポリエステルとコットンの混紡生地を使っていて、難燃性と耐久性に優れているんだ。

へー、軍用テントみたいなんですね。でも、難燃性って何ですか? テントが燃えるんですか?

そうだな、難燃性というのは燃えにくい性質のことだ。キャンプでは焚き火をすることも多いだろう? 火の粉が飛んでくることもあるんだが、ソロベースEXならちょっとくらい火の粉が当たっても穴が開きにくいんだ。もちろん、直接火が当たれば燃えるから気をつけないといけないがな。

なるほど! 焚き火好きには嬉しい特徴ですね。でも、テントって夏は暑くて冬は寒そうですけど、このテントはどうなんですか?

よく聞いてくれた。TC素材は「夏は涼しく、冬は暖かい」と言われることが多いんだが、実際に使ってみると必ずしもそうとは限らないんだ。私の経験では、正直「夏は暑いし、冬は寒い」というのが本音だな。

えっ、そうなんですか? じゃあ、季節ごとの対策が必要ってことですか?

その通りだ。夏場は特に注意が必要だぞ。ソロベースEXは前面を跳ね上げてキャノピーとして使えるんだが、それでも左右と後ろは壁になっているから熱がこもりやすい。私は夏場、キャノピーを立ち上げた状態で、さらにサイドウォールも巻き上げて風通しをよくしているな。

なるほど。じゃあ冬はどうするんですか?

冬はスカートと呼ばれる、テントの裾から地面までの部分が役立つ。これが標準で付いているのがソロベースEXの特徴の一つなんだ。寒い時期はこのスカートを使って、冷気の侵入を防ぐんだ。ただし、それでも外に座っているのとあまり変わらないくらい寒いこともある。だから私は冬場は薪ストーブを使うことが多いな。

薪ストーブ!? テントの中で火を使うんですか? 危なくないんですか?

確かに危険は伴うな。テントメーカーも公式にはテント内での火気使用を禁止しているんだ。だが、多くのキャンパーが自己責任で使っているのも事実だ。私はG-stove Heat Viewという小型の薪ストーブを使っているが、これがソロベースEXとの相性がいいんだ。

どういう点が相性がいいんですか?

まず、このストーブは脚が短いんだ。ソロベースEXは天井高が110cmしかないから、背の高いストーブだと設置が難しい。それに、ソロベースEXはサイドにダブルジッパーがあって、ここから煙突を出せるんだ。ただし、安全面には十分注意が必要だぞ。換気をしっかりするし、一酸化炭素警報器も設置する。そして、寝るときは必ず火を消す。これは絶対だ。

なるほど…でも、そんなに工夫しないといけないんですね。他にも何か工夫していることはありますか?

ああ、たくさんあるぞ。例えば、標準で付属しているポールを二股ポールに替えるんだ。これだけでテント内の有効スペースが劇的に広がる。それと、フロントウォールという前幕を追加で購入して使っている。これを付けると、テント内でコットを縦向きに置けるようになるし、2台のコットを入れることだってできるんだ。

へー、いろいろカスタマイズできるんですね。でも、そんなにお金かかりそう…

確かにな。二股ポールは1本4,000円くらいするし、フロントウォールは8,000円くらいする。テント本体が3万円くらいだから、全部そろえると5万円近くになってしまうな。だが、これらのカスタマイズで得られる快適さは値段以上だと私は思うぞ。

うーん、でも初心者の私にはちょっと敷居が高そうです。もっと手軽に楽しめる方法はないですか?

そうだな。実は、ソロベースEXは何もカスタマイズしなくても十分楽しめるんだ。例えば、跳ね上げポールは現地で拾った木を使うこともできる。これだけでも荷物が減るし、自然の中にいる感じが増すんだ。それに、インナーテントを使わずに直接コットやマットを敷いて寝るのも一つの手だな。

なるほど! それなら私でもできそうです。でも、雨が降ったらどうするんですか?

雨対策は確かに重要だな。ソロベースEXは耐水圧が3000mmあるから、小雨程度なら問題ない。だが、大雨や長時間の雨には注意が必要だ。特にキャノピーを立ち上げている状態だと、上部に水たまりができやすいんだ。

水たまり!? それって危なくないですか?

ああ、危険だな。水の重みでテントが潰れる可能性もある。だから私は、雨が降りそうな時はキャノピーの角度を急にして、水が溜まりにくいようにしている。それでも心配な時は、ガイロープを使って水の通り道を作るんだ。

なるほど。でも、そんなに気を使わないといけないなんて、大変そうですね…

確かに大変な面もあるが、それも含めてキャンプの醍醐味だと思うぞ。工夫して快適に過ごすのが楽しいんだ。例えば、グランドシートもただ敷くだけじゃなく、テントの雰囲気に合わせてODグリーンシートを選んでみたり。細かいところだが、こういった工夫の積み重ねで愛着が湧いてくるんだ。

なるほど。先生はソロベースEXをどのくらい使っているんですか?

私はもう3年以上使っているな。その間、様々な季節で使ってきたが、まだまだ飽きる気配はない。むしろ、使えば使うほど愛着が湧いてくる。カスタマイズの自由度が高いから、自分好みにアレンジできるのが魅力なんだ。

3年も! でも、そんなに長く使っていると、不満な点も出てくるんじゃないですか?

鋭いな。確かに不満な点もあるぞ。例えば、標準で付属しているペグの質があまり良くない。柔らかくてすぐに曲がってしまうんだ。私はすぐにスチール製の鍛造ペグに替えたよ。それと、ファスナーの質にも若干の不安がある。雨天時に雨漏りする可能性があるからな。

へー、意外と欠点もあるんですね。他にも何かありますか?

そうだな。高さが低いのも人によっては欠点になるかもしれない。特に腰痛持ちの人には辛いかもしれないな。それと、価格の変動が激しいのも注意点だ。人気商品だから品切れになることも多いし、その分転売価格が高騰することもある。私は2万円台で買えたが、今は3万円を超えることも珍しくないんだ。

なるほど。でも、それでも先生はソロベースEXをおすすめするんですか?

ああ、おすすめするよ。確かに欠点はあるが、それを上回る魅力がある。無骨なデザインがカッコいいし、カスタマイズの自由度が高い。それに、焚き火を楽しむソロキャンプには最適なんだ。特に、ミリタリーテイストや無骨なデザインが好きな人には、たまらない魅力があるはずだ。

なるほど。でも、初心者の私にも使いこなせるでしょうか?

大丈夫だ。設営も比較的簡単で、慣れれば15分程度で完了できる。説明書も収納袋に縫い付けられているから、紛失の心配もない。それに、収納袋に余裕があるから、撤収時も楽に片付けられるんだ。初心者でも十分に使いこなせるはずだよ。

へー、意外と初心者向けなんですね。でも、ソロキャンプって寂しくないですか?

そう思う人も多いだろうな。でも、実は友人と別々にテントを張って2人キャンプを楽しむ、なんてこともできるんだ。私もよくやるが、これが意外と楽しい。プライバシーを保ちながら、同じ時間を共有できるんだ。

へー、それは面白そうです! でも、そんな使い方をしていると、荷物が多くなりそうですけど…

確かにな。だが、ソロベースEXはコンパクトに収納できるんだ。収納サイズは約47×24×24cmで、重量も約5.2kgしかない。これなら、車はもちろん、バイクでの運搬も可能だ。私はS660という小さなスポーツカーで運んでいるが、全く問題ないぞ。

へー、そんな小さな車でも大丈夫なんですね。でも、そんなに小さいと、中で寝るときは狭くないんですか?

そうだな、確かに広くはない。だが、左右のスペースを上手く活用すれば、意外と快適に過ごせるんだ。例えば、65Lくらいのバックパックとクーラーボックスを置いても余裕があるくらいだ。就寝時は、これらの荷物をテント内に収納して寝ることができる。

なるほど。でも、そんなに荷物を入れたら、寝るスペースがなくなりそうですけど…

心配ない。ソロベースEXの内寸は約190×85×100cmあるんだ。これは一般的なコットがちょうど収まるサイズなんだよ。私が使っているネイチャーハイクのコットも、ぴったり収まる。ただし、高さのあるコットだと頭や体がテントに触れてしまうから、ローコットがおすすめだ。

へー、意外と広いんですね。でも、冬とか寒くないんですか?

そうだな、寒さ対策は確かに重要だ。特に12月から2月の寒い時期は結露も気になる。だが、ソロベースEXにはベンチレーター(換気口)が付いているんだ。これを上手く使えば、結露をある程度防ぐことができる。それでも寒いときは、先ほど話した薪ストーブを使うこともある。

なるほど。でも、薪ストーブって難しそうですよね…

確かに最初は難しく感じるかもしれないが、慣れれば大丈夫だ。ただし、安全面には十分注意が必要だ。テント内で火を使うわけだからな。私は必ず一酸化炭素警報器を設置するし、こまめに換気もする。それに、就寝時は必ず消火する。これは絶対だぞ。

なるほど…でも、そこまでして薪ストーブを使う魅力って何なんですか?

ああ、それは体験してみないとわからないかもしれないな。冬の静かな森の中で、テントの中から炎を眺めながら温かく過ごす。その雰囲気は格別なんだ。それに、ストーブの上で料理をしたり、湯を沸かしたりもできる。ある意味、究極の贅沢かもしれないな。

へー、確かにそれは魅力的に聞こえます。でも、薪ストーブって高くないですか?

そうだな、確かに安くはない。私が使っているG-stove Heat Viewは5万円くらいする。ただ、これは長く使えるものだし、キャンプの質を大きく変えてくれる。投資する価値は十分にあると思うぞ。

なるほど。でも、薪ストーブを使わない時期はどうするんですか? 夏とか。

夏場は別の工夫が必要だな。先ほども少し触れたが、ソロベースEXは前面を跳ね上げてキャノピーとして使える。これだけでも開放感が出るんだが、さらにサイドウォールも巻き上げられる。こうすることで風通しがよくなって、少しは涼しく過ごせるんだ。

へー、結構自由にアレンジできるんですね。でも、雨が降ったらどうするんですか?

雨対策も重要だな。ソロベースEXは耐水圧が3000mmあるから、小雨程度なら問題ない。ただ、大雨や長時間の雨には注意が必要だ。特にキャノピーを立ち上げている状態だと、上部に水たまりができやすい。これは危険な場合もあるんだ。

危険ですか? どういうことですか?

水たまりができると、その重みでテントが潰れる可能性があるんだ。だから私は、雨が降りそうな時はキャノピーの角度を急にして、水が溜まりにくいようにしている。それでも心配な時は、ガイロープを使って水の通り道を作るんだ。

なるほど。でも、そんなに気を使わないといけないなんて、大変そうですね…

確かに手間はかかるが、これもキャンプの醍醐味だと思うんだ。自然と向き合いながら、どうすれば快適に過ごせるか考えるのが楽しいんだよ。それに、こういった経験を重ねていくことで、キャンプの腕も上がっていく。

なるほど。でも、そんなに手間をかけるなら、もっと高級なテントを買った方がいいんじゃないですか?

高級テントにも良さはあるが、ソロベースEXには独特の魅力があるんだ。例えば、TC素材の風合いは高級テントにもなかなかない。それに、カスタマイズの自由度が高いのも魅力だ。自分好みにアレンジできるのが楽しいんだよ。

カスタマイズって、具体的にどんなことができるんですか?

そうだな、例えば先ほど話した二股ポールやフロントウォールの他にも、グランドシートの選び方一つでも雰囲気が変わるんだ。私は色味を合わせるためにODグリーンシートを使っているが、これだけでもテント全体の統一感が出る。それに、収納ケースも帆布製のものを使うと、より雰囲気が出るんだ。

へー、そういう細かいところまで気を使うんですね。でも、そんなに手間をかけて、3年も使い続けて、飽きないんですか?

むしろ、使えば使うほど愛着が湧いてくるんだ。カスタマイズの自由度が高いから、その時々の自分の好みや必要に応じてアレンジできる。それに、テントの経年変化も味わいがあるんだ。TC素材は使い込むほどに味が出てくるからな。

なるほど。でも、3年も使っていると、壊れたりしないんですか?

もちろん、使っていれば傷みは出てくる。特にファスナーの劣化には注意が必要だな。雨天時に雨漏りする可能性もあるし。ただ、こまめなメンテナンスで長く使えるんだ。例えば、使用後はしっかり乾燥させるし、ファスナーには定期的に潤滑剤を塗っている。

へー、そんなメンテナンスまでするんですね。でも、そこまでしても壊れることはないんですか?

完全に壊れないということはないだろうな。ただ、ソロベースEXは修理がしやすいのも特徢だ。例えば、ポールが折れたら交換できるし、生地が破れても補修が可能だ。むしろ、そういった補修の跡も味になっていくんだよ。

なるほど。でも、先生はソロキャンプばかりしているんですか? 家族とのキャンプはしないんですか?

いや、家族キャンプもするぞ。ただ、その時はもっと大きなテントを使う。でも、ソロベースEXを家族キャンプで使うこともあるんだ。

え? どういうことですか?

例えば、メインのファミリーテントの隣にソロベースEXを設置して、子供の秘密基地にしたりするんだ。子供たちは喜ぶし、大人も自分だけの空間を作れる。一石二鳥だよ。

へー、そんな使い方もあるんですね。でも、ソロキャンプって寂しくないですか?

人それぞれだと思うが、私は寂しいと感じたことはないな。むしろ、自然と向き合える貴重な時間だと思っている。ただ、完全に一人というわけではなく、友人と別々にテントを張って2人キャンプを楽しむこともあるんだ。

2人キャンプ? それってどんな感じなんですか?

そうだな、お互いのテントの距離を適度に離して設置するんだ。こうすることで、プライバシーを保ちながら、同じ時間を共有できる。夜は一緒に焚き火を囲んで過ごし、朝は各自のテントで朝食を作る。これが意外と楽しいんだよ。

へー、それは面白そうですね。でも、テントを2つ持っていかないといけないんですよね? 荷物が多くなりそう…

確かにな。だが、ソロベースEXはコンパクトに収納できるんだ。収納サイズは約47×24×24cmで、重量も約5.2kgしかない。これなら、車はもちろん、バイクでの運搬も可能だ。私はS660という小さなスポーツカーで運んでいるが、全く問題ないぞ。

へー、そんな小さな車でも大丈夫なんですね。でも、キャンプ道具って他にもいっぱいありますよね? 全部入るんですか?

そうだな、確かにキャンプ道具は多い。ただ、ソロキャンプなら必要最小限に絞ることができる。私の場合、テント、寝袋、マット、調理器具、食器、ランタン、チェアくらいだ。これらを上手く詰めれば、S660でも十分に積載できるんだ。

なるほど。でも、そんなに荷物を減らして、快適に過ごせるんですか?

むしろ、荷物を減らすことで得られる快適さもあるんだ。例えば、設営や撤収の時間が短くなる。それに、荷物が少ないと移動も楽だし、キャンプ場での動きも軽快になる。シンプルに過ごすことで、自然をより深く感じられるんだ。

へー、そういう考え方もあるんですね。でも、やっぱり不便なこともあるんじゃないですか?

もちろん、不便なこともある。例えば、大きな鍋料理は作りづらいし、着替えも最小限になる。ただ、そういった制約の中で工夫することも、ソロキャンプの醍醐味だと思っているんだ。

なるほど。先生はソロキャンプでどんな料理を作るんですか?

そうだな、基本的にはシンプルな料理が多いな。例えば、スキレットを使った料理がおすすめだ。ワンパン料理で洗い物も少なくて済む。焼き魚や簡単な炒め物、時にはパスタを作ることもあるぞ。

へー、スキレットってソロベースEXでも使えるんですか?

ああ、もちろん使える。むしろ、ソロベースEXとスキレットの相性は抜群だと思っているんだ。テントの前室で料理をしながら、自然を眺められるのが最高だよ。特に朝食の時間なんか最高だ。朝モヤの中でコーヒーを淹れて、スキレットで目玉焼きを作る。その瞬間が私は大好きなんだ。

うわー、なんだかロマンチックですね。でも、テントの中で料理して大丈夫なんですか? 匂いとか…

いい質問だ。確かに注意は必要だ。基本的には、テントの前室か外で料理をする。匂いが付くのを防ぐためだ。それに、火の使用にも細心の注意を払う。ソロベースEXはTC素材で難燃性はあるが、直接火が当たれば燃えるからな。安全第一で使うことが大切だ。

なるほど。安全面では気を付けないといけないことが多そうですね。

その通りだ。安全面での注意は怠らないようにしている。例えば、テントの設営場所も重要だ。木の下は避けるし、風向きも考慮する。それに、火気の使用時は必ず消火器を用意する。これらは面倒くさがらずに、必ずやることだ。

へー、そういえば先生はソロベースEXを3年以上使っているって言ってましたよね。その間に危険な目に遭ったことはないんですか?

危険な目に遭ったことはないが、ヒヤリとしたことはあるな。例えば、一度大雨でキャノピーに水がたまって、テントが潰れそうになったことがある。あの時は本当に焦ったよ。

えっ、それって怖くないですか? どうやって対処したんですか?

そうだな、確かに怖かった。でも、冷静に対処することが大切だ。まず、キャノピーの角度を急にして水を流すようにした。それから、ガイロープを使って水の逃げ道を作った。結果的に大事には至らなかったが、あの経験から雨対策の重要性を学んだよ。

へー、そういう経験も大切なんですね。でも、そんな大変なこともあるのに、なぜソロキャンプを続けるんですか?

それはな、そういった経験も含めて、自然と向き合う時間が得られるからだ。都会の喧騒から離れて、自分と向き合う。そして、自然の中で生きる術を学ぶ。これが私にとってのソロキャンプの魅力なんだ。

なるほど…でも、やっぱり初心者の私には難しそうです。もっと簡単に始められる方法はないんですか?

そうだな、確かにいきなりソロキャンプは難しいかもしれない。でも、簡単に始める方法はあるぞ。例えば、最初はデイキャンプから始めてみるのはどうだ?

デイキャンプ?それってどんなものですか?

デイキャンプというのは、日帰りでキャンプを楽しむことだ。朝行って夕方帰ってくる。宿泊しないから、寝袋やマットなどの準備も必要ない。ソロベースEXなら、日よけや風よけとしても使えるから、デイキャンプにも最適なんだ。

へー、それなら私でもできそうです。でも、日帰りだと何を楽しむんですか?

たくさんあるぞ。例えば、ソロベースEXを設営して、その中でゆっくり読書を楽しむ。または、テントの前で簡単な料理を作って食べる。焚き火をしてコーヒーを淹れるだけでも十分楽しいものだ。自然の中でのんびり過ごすこと自体が、都会では得られない贅沢な時間になるんだ。

なるほど。それなら私にもできそうです。でも、デイキャンプの後はどうやってステップアップすればいいんですか?

そうだな、デイキャンプに慣れてきたら、次は一泊のソロキャンプに挑戦してみるといいだろう。ただし、いきなり人里離れた場所ではなく、設備の整ったキャンプ場を選ぶことをおすすめする。トイレや水場があるだけで、初心者には大きな安心感になるからな。

なるほど。でも、一人で泊まるのは怖くないですか?

最初は誰でも不安を感じるものだ。私も最初のソロキャンプの夜は、ちょっとした物音にビクビクしていたよ。でも、それも含めて貴重な経験になる。自然の中で一人で過ごすことで、自分自身と向き合う時間が持てるんだ。

へー、そういう面もあるんですね。でも、一人だと寂しくないですか?

人それぞれだと思うが、私は寂しいと感じたことはないな。むしろ、都会の喧騒から離れて、静かな時間を過ごせることが魅力だと感じている。ただ、完全に孤立する必要はない。例えば、スマートフォンで音楽を聴いたり、本を読んだりするのもいいだろう。

なるほど。でも、スマートフォンって充電はどうするんですか?

いい質問だ。ソロキャンプでの電源確保は重要なポイントだな。私の場合は、モバイルバッテリーを持参している。容量の大きいものなら、スマートフォンを何度か充電できる。それに、ソーラーパネルを使う方法もある。昼間テントの上に置いておけば、自然エネルギーで充電できるんだ。

へー、そんな方法があるんですね。でも、テントの上にソーラーパネルを置くって大丈夫なんですか?

ああ、大丈夫だ。ソロベースEXは頑丈にできているからな。ただし、重いものは避けた方がいい。軽量のソーラーパネルなら問題ない。むしろ、テントの上に置くことで日よけにもなるし、一石二鳥だ。

なるほど。先生はソロキャンプの時、他にどんな道具を持っていくんですか?

そうだな、基本的な装備としては、テント、寝袋、マット、調理器具、食器、ランタン、チェアあたりだ。あとは季節や場所によって追加していく。例えば、夏場なら虫除けスプレーや蚊取り線香は必須だな。冬場なら防寒具やホッカイロも欠かせない。

へー、結構たくさんありますね。でも、それって全部テントに入るんですか?

ソロベースEXは見た目以上に収納力があるんだ。左右のスペースを上手く使えば、かなりの荷物を収納できる。例えば、65Lくらいのバックパックとクーラーボックスを置いても余裕があるくらいだ。就寝時は、これらの荷物をテント内に収納して寝ることができる。

なるほど。でも、そんなに荷物を入れたら、寝るスペースがなくなりそうですけど…

心配ない。ソロベースEXの内寸は約190×85×100cmあるんだ。これは一般的なコットがちょうど収まるサイズなんだよ。私が使っているネイチャーハイクのコットも、ぴったり収まる。ただし、高さのあるコットだと頭や体がテントに触れてしまうから、ローコットがおすすめだ。

へー、意外と広いんですね。でも、先生はコットを使うんですか? 地面に直接寝ないんですか?

ああ、コットは重宝しているよ。地面からの冷気や湿気を避けられるし、虫も這い上がってこない。それに、荷物の収納スペースにもなる。ただ、確かに重量は増えるから、超軽量を目指すなら、インフレータブルマットの方がいいかもしれないな。

なるほど。でも、コットって組み立てるの大変じゃないですか?

確かに、最初は少し手間取るかもしれない。でも、慣れれば数分で組み立てられるようになる。私が使っているネイチャーハイクのコットは特に簡単だ。フレームを広げて、生地を被せるだけだからな。それに、ソロベースEXの中でも組み立てられるサイズだから便利だよ。

へー、そうなんですね。でも、先生はキャンプの時、何をして過ごすんですか? 一日中テントの中にいるんですか?

いや、テントの中だけにいるわけじゃないぞ。キャンプの醍醐味は自然と触れ合うことだからな。例えば、近くの川で釣りをしたり、山菜採りをしたりする。時には周辺をハイキングすることもある。夜は星空観察も楽しいぞ。

へー、いろいろできるんですね。でも、釣りとか山菜採りって難しくないですか?

確かに、最初は難しく感じるかもしれない。でも、これも経験を重ねれば上達していくんだ。例えば、釣りなら最初は簡単な仕掛けから始めて、徐々に技術を磨いていく。山菜採りも、最初は図鑑を見ながら安全なものだけを採るところから始める。これらの活動を通して、自然への理解も深まっていくんだ。

なるほど。でも、そういう活動って危険じゃないですか? 特に一人だと…

その通りだ。安全面には十分注意を払う必要がある。例えば、行動する前には必ず誰かに行き先を伝えておく。GPSトラッカーを持参するのも良い方法だ。それに、無理をしないことも大切だ。自分の限界を知り、それを超えないようにすることが重要なんだ。

なるほど。先生は今までキャンプで危険な目に遭ったことはないんですか?

幸い、大きな危険に遭遇したことはないな。ただ、ヒヤリとした経験はある。例えば、一度道に迷いそうになったことがあった。その時は、慌てずにGPSと地図を確認して、冷静に対処したんだ。こういった経験から、準備の大切さを学んだよ。

へー、やっぱりキャンプって難しそうですね…

確かに、最初は大変に感じるかもしれない。でも、それを乗り越えた先にある達成感や自然との一体感は、何物にも代えがたいものがあるんだ。それに、ソロキャンプは自分のペースで学べるのがいいところだ。焦る必要はない。少しずつ経験を積んでいけばいいんだよ。

なるほど。でも、やっぱりソロキャンプは怖いです。友達と一緒に行くのはダメなんですか?

もちろん、友達と一緒に行くのも素晴らしい経験になるぞ。実は、ソロベースEXは友達と一緒のキャンプにも使えるんだ。例えば、2人でそれぞれソロベースEXを持っていって、少し離れた場所に設営する。こうすることで、プライバシーを保ちながらも、一緒にキャンプを楽しめるんだ。

へー、そんな使い方もあるんですね。でも、離れて設営するなら、普通のキャンプと変わらないんじゃないですか?

一見そう思えるかもしれないが、実際はかなり違うんだ。例えば、夜は一緒に焚き火を囲んで過ごし、朝は各自のテントで朝食を作る。お互いの空間を尊重しながらも、共有する時間を持てる。これがソロキャンプの良さを体験しつつ、友達との時間も楽しめる方法なんだ。

なるほど。それなら楽しそうです。でも、テントを2つ持っていくのは大変じゃないですか?

確かに荷物は増えるが、ソロベースEXはコンパクトに収納できるから、そこまで大変ではないんだ。それに、荷物を分担すれば、一人あたりの負担も減る。例えば、一人がテントを持ち、もう一人が調理器具を持つ、といった具合にな。

なるほど。じゃあ、友達と一緒にソロベースEXを買って、キャンプに行ってみようかな。

それは素晴らしい考えだ。友達と一緒に経験を積むのは、お互いの安全面でも心強いし、楽しさも倍増するだろう。ただし、最初は設備の整ったキャンプ場を選ぶことをおすすめするぞ。慣れてきたら、徐々に挑戦的な場所にも行けるようになるさ。

わかりました。ありがとうございます、先生。キャンプが楽しみになってきました!

そう言ってもらえて嬉しいぞ。キャンプには本当に魅力がたくさんある。自然の中で過ごす時間は、日常では得られない経験をたくさんもたらしてくれる。これから君たちがどんな冒険をするのか、楽しみだ。何か困ったことがあったら、またいつでも相談してくれ。

はい、ありがとうございます! でも、最後にもう一つだけ聞いていいですか?

もちろんだ。何でも聞いてくれ。

先生は、ソロベースEXを使い始めて3年以上経つそうですが、今でも同じテントを使っているんですか? それとも、新しいモデルに買い替えたりしているんですか?

いい質問だな。実は、今でも同じソロベースEXを使っているんだ。3年以上使っているが、まだまだ現役だよ。もちろん、使い込んでいるので多少の傷みはあるが、それも味になっているんだ。

へー、3年以上も同じテントを使えるんですね。でも、新しいモデルが出たりしないんですか?

新しいモデルは確かに出ているんだ。例えば、ソロベースEXの後継モデルとも言えるような製品も市場に出ている。ただ、私はまだ買い替える必要性を感じていないんだ。むしろ、長く使い続けることで愛着が湧いてくるし、テントの特性もよく理解できるようになる。それに、補修や改良を重ねることで、より自分に合ったテントになっていくんだ。

へー、そうなんですね。でも、補修って難しくないですか?

確かに、最初は難しく感じるかもしれない。でも、基本的な補修なら自分でもできるんだ。例えば、小さな穴ならリペアテープで簡単に修復できる。ファスナーの動きが悪くなったら、専用の潤滑剤を塗るだけでかなり改善する。こういった小さなメンテナンスを重ねることで、テントの寿命を延ばすことができるんだ。

なるほど。でも、そこまでしてでも同じテントを使い続ける理由はあるんですか?

ああ、もちろんあるさ。まず、経済的な理由もある。新しいテントを買うよりも、existing のテントを大切に使い続ける方がコスパがいい。それに、環境への配慮という面もあるんだ。不必要に新しい製品を買わずに、できるだけ長く使うことは、エコな選択でもあるんだよ。

なるほど。環境への配慮まで考えているんですね。でも、それ以外の理由はあるんですか?

ああ、もちろんだ。最も大きな理由は、テントへの愛着なんだ。3年以上使っているこのテントには、たくさんの思い出が詰まっている。初めてのソロキャンプ、友人との楽しい時間、厳しい天候を乗り越えた経験…全てこのテントと共に過ごしてきたんだ。そういった思い出が詰まったテントは、新品のテントには代えられない価値がある。

へー、そういう考え方もあるんですね。でも、そんなに思い入れがあるなら、逆に大切にしすぎて使うのが怖くなりませんか?

いい質問だ。確かに、大切にしすぎて使えなくなってしまっては本末転倒だ。でも、私はむしろ逆だな。思い入れがあるからこそ、どんどん使いたくなる。新しい思い出を作りたくなるんだ。それに、使えば使うほどテントの特性がわかってくるし、より快適に使えるようになる。だから、大切にしながらも積極的に使っていくのが一番いいと思うんだ。

なるほど。先生の話を聞いていると、テントって単なる道具じゃなくて、パートナーみたいな感じがしてきました。

その通りだ! よく理解してくれたな。テントは確かに道具の一つだが、特にソロキャンプでは重要なパートナーになるんだ。一緒に冒険を重ね、困難を乗り越えていく。そういった経験を通じて、テントへの信頼と愛着が深まっていく。だからこそ、新しいモデルが出ても簡単には買い替える気にならないんだよ。

へー、なんだかロマンチックですね。でも、いつかは買い替えの時期も来るんでしょうか?

ああ、確かにいつかは買い替えの時期も来るだろうな。例えば、修理しても機能が回復しないほど劣化した場合や、新しい技術が開発されて著しく性能が向上した場合などだ。ただ、その時が来ても、今のテントを完全に手放すことはないと思う。例えば、庭キャンプ用として使い続けるとか、思い出の品として保管しておくとかね。

なるほど。テントって奥が深いんですね。でも、そこまで愛着が湧くテントを選ぶコツってあるんですか?

いい質問だ。テントを選ぶ時のコツは、まず自分のキャンプスタイルに合っているかどうかを重視することだ。例えば、ソロベースEXの場合、コンパクトで設営が簡単、カスタマイズの自由度が高いという特徴がある。これが私のキャンプスタイルにぴったり合っていたんだ。

なるほど。他には何か気をつけることはありますか?

そうだな。品質も重要だ。安価なテントに惹かれがちだが、長く使うことを考えると、ある程度の投資は必要だ。それから、実際に展示品を見て、触ってみることも大切だ。カタログスペックだけでなく、生地の質感や縫製の仕上がりなども確認するといい。そして何より、そのテントに「ときめき」を感じるかどうかだ。

ときめき?テントにもそんなのあるんですか?

ああ、あるんだよ。テントを見たときに「これだ!」と感じる瞬間がある。デザインや色、質感など、言葉では表現しづらいが、直感的に「これが欲しい」と思えるテントが理想的だ。そういうテントなら、長く大切に使い続けられる。私にとってのソロベースEXがまさにそうだったんだ。

へー、なんだかテント選びも奥が深そうですね。ちょっと興味が湧いてきました。今度、展示会とかあったら見に行ってみようかな。

それはいい考えだ。展示会は様々なテントを比較できる絶好の機会だからな。実際にテントの中に入ってみたり、設営の様子を見たりすることもできる。ただし、その場の雰囲気に流されて衝動買いしないよう気をつけるんだぞ。自分のキャンプスタイルをしっかり考えてから選ぶことが大切だ。

わかりました。ありがとうございます、先生。テントのことがよくわかりました。今度キャンプに行くときは、テントのことをもっと意識してみます!

そう言ってくれて嬉しいぞ。テントは確かに道具の一つだが、キャンプの楽しさを大きく左右する重要なアイテムだ。これからキャンプを重ねていく中で、きっと君も自分にぴったりのテントに出会えると思う。そして、そのテントと一緒に素晴らしい思い出を作っていってほしい。何か困ったことがあったら、またいつでも相談してくれよ。

はい、わかりました。本当にありがとうございました、先生!

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公開日:2024.7.15
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