使いやすく、価格も安く、安心の日本製なユニフレームのファイアグリル

焚き火は好きか？

焚き火台は各社から出ているが、メジャーどころは大体次の4つだ。

やはりユニフレームのファイアグリルだな。
その理由をこれから掘り下げていこう。

まず、この中で日本製なのはユニフレームだけだ。

そんなことはない。
確かに見た目はすぐにボロボロになるが、それはあくまで見た目だけだ。
焚き火台としての品質はそんなところでは計れない。

ズバリゆがみだ。
焚き火台は常に高熱にさらされる。
安物の材質を使っている海外製は熱で形がゆがみやすい。

アウトドアのアイテムというのは焚き火台に限らず、とにかく頑丈なことが重要だ。

その点、ユニフレームのファイアグリルはとにかく頑丈だ。
週一で使って15年使い続け、今なお現役というユーザーもいるほどだ。

もちろん連続使用にも強い。
8時間焚き火し続けて変形しなかった実績がある。

ユニフレームのファイアグリル自体が販売開始から18年の歴史があるからな。
それだけ長く販売され続けてるという事実があれば、品質については説明不要だろう。

甘いな。
これは熱でゆがまないための工夫の1つだ。
頑丈にさせるためにはガッチリ結合させるのが良いと考えがちだが、逆に隙間を作ることで柔軟性が生まれ、結果的に歪みを抑えることができるんだ。

あとは通気性向上の役目もある。
焚き火に酸素は不可欠だからな。

そして、ユニフレームのファイアグリルと言えば、焼き網を45度ズラしたスタイルだ。

まず、炭の扱いがラクだというのが大きいな。
普通は、焚き火台を焼き網でキッチリ覆ってしまうから、グリル内の炭を扱うときに網をその都度、よけなければならない。
しかし、ユニフレームのファイアグリルは初めからズレてるからそのままグリル内の炭を扱うことができるんだ。

あと、端の方は火が当たらないから焼き終わった食べ物の一次避難場所にも使える。

そして頑丈さは耐荷重にも生きる。
なんと18kgの重さに耐えるんだ。

行けるな。
さらにオプションのポットハンガーを使うことで吊るすスタイルも可能だ。

ユニフレームのファイアグリルはその点もよくできてる。
たたまれた足を開いたら、グリルを置いて網を置いて完成だ。
上に重ねていくだけで、かみ合わせなど考える必要がない。

ただ、足だけは慣れるまでコツが必要かもしれない。
決まった方向にしか動かないようになっているから、無理な方向に動かすと「あれ？」となる。
きちんと本来の方向に動かせばスムーズに広がるので、無理な力はかけないことが大事だ。

ゆがんでるのはロストルだろう。
それは初めからゆがむ前提だ。
というかゆがんだところで実用性に支障はない。

メーカー公式サイトでもはっきりそう書いてある。

あまり注目されることは少ないが、ユニフレームのファイアグリルはグリルの両側に持ち手がついている。

この持ち手が焚き火台の後始末に非常に便利なんだ。
焚き火台使用後というのは熱が残ってたり、ススやら油やらで汚れまくってる。
キャンプ場などで使うときは残った灰や炭を指定の場所に捨てる必要があるが、普通、焚き火台には持ち手がないから火箸で支えながら持っていったり、熱が冷めるまで待つしかなかったりする。
その点、このハンドルがあれば持ちやすいし、冷めるのを待つ必要もない。

片付けついでにもう一つ。
焚き火後はサビないようにある程度焚き火台を洗うわけだが、ユニフレームのファイアグリルは分解したあとの各パーツがシンプルな形なので洗いやすいのも嬉しいポイントだ。

以上のとおり高品質で、非常によく作り込まれた設計のユニフレームファイアグリルだが、8000円と価格が安いのが最後のポイントだ。