登山のリュックに何を入れていくか、どんな順番で詰め込めば使いやすいかを考えることを「パッキング」といいます。
登山を始めたばかりの頃、「何を持って行けばいいんだろう?」「これって必要かな?」と悩んだものです。結果、必要ないものまで詰め込んでしまい、重たいザックを背負って息も絶え絶えに山頂にたどり着いたこともありました。その反省から、徐々にパッキングのコツをつかんでいったんです。
でも、軽量化を追求しすぎて必要なものを持っていかず、山で困った経験もあります。安全性と軽量化、この両立が登山パッキングの醍醐味だと思うんです。
というわけで、今回は私の失敗談や経験を踏まえて、初心者の方でも安心して実践できる登山パッキングのコツをお伝えしていきます。ベテランの方も、「あ、そういえばこんなこともあったな」と思い出すきっかけになれば幸いです。
登山パッキングの基本 – 3つの大原則
まずは登山パッキングの基本となる3つの大原則をおさえておきましょう。
1. 安全性を最優先に
登山は自然の中での活動です。天候の急変や予期せぬトラブルに備える必要があります。安全に関わる装備は絶対に省かないようにしましょう。具体的には以下のようなものです。
- ファーストエイドキット(救急箱)
- ヘッドライト(予備電池含む)
- 雨具(上下セパレートタイプがおすすめ)
- 防寒着
- 地図とコンパス
これらは山の種類や季節を問わず、必ず持っていくべきアイテムです。「日帰りだから大丈夫」なんて油断は禁物です。実際、日帰り登山のつもりが天候悪化で下山できず、ビバーク(野営)を強いられるケースもあるんです。
2. 軽量化を意識する
安全性を確保しつつ、できるだけザックを軽くすることも重要です。重いザックは体力を奪い、登山を楽しむ余裕を失わせてしまいます。
軽量化のコツは、「本当に必要か?」を常に問いかけること。使用頻度の低いものや、あったら便利程度のものは思い切って省きましょう。また、複数の役割を果たせるアイテムを選ぶのも有効です。例えば、スマートフォンは通信機器としてだけでなく、カメラやGPS、さらには緊急時のライトとしても使えます。
3. 適切な収納を心がける
せっかく必要なものを揃えても、適切に収納しないと意味がありません。使用頻度や重さを考慮しながら、バランスよく収納することが大切です。
基本的な収納の順番は以下の通りです:
- ザックの底:寝袋や予備の衣類など、かさばるが軽いもの
- ザックの中央:食料や調理器具など、比較的重いもの
- ザックの上部:雨具やファーストエイドキットなど、すぐに取り出せる必要があるもの
これらの原則を押さえた上で、具体的なパッキングの方法を見ていきましょう。
日帰り登山のパッキング – 必須アイテムリストと収納のコツ
まずは日帰り登山のパッキングについて説明します。日帰りといっても油断は禁物。最低限の安全装備は必ず持っていきましょう。
日帰り登山の必須アイテムリスト
- ザック(20〜30リットル程度)
- 雨具(上下セパレートタイプ)
- 防寒着(フリースやダウンジャケット)
- ファーストエイドキット
- ヘッドライト(予備電池含む)
- 地図とコンパス
- 行動食(エネルギーバーやチョコレートなど)
- 昼食
- 水(1リットル以上)
- サングラス
- 帽子
- タオル
- ごみ袋
これらのアイテムを効率よく収納していきます。
日帰り登山のパッキング手順
- ザックの底に防寒着を収納します。使用頻度は低いですが、万が一の場合にすぐ取り出せるよう、比較的上の方に入れておきましょう。
- その上に昼食を入れます。ただし、夏場は傷みやすい食べ物は避け、おにぎりやサンドイッチなど、常温で保存可能なものを選びましょう。
- 続いて行動食を入れます。これは小分けにして、ザックの各所に分散させて収納するのがコツです。そうすることで、休憩のたびにザックの中を探り回る必要がなくなります。
- 水は重いので、ザックの中央あたりに固定します。背中に近い位置に置くことで、重心が体に寄り、バランスが取りやすくなります。
- ファーストエイドキットとヘッドライトは上部に収納。いざという時にすぐ取り出せるようにしておきます。
- 雨具は一番上か、外付けポケットに入れます。突然の雨に素早く対応できるようにするためです。
- 地図とコンパスは、ザックの上部か外付けポケットに入れます。頻繁に確認する必要があるので、取り出しやすい場所が適切です。
- サングラス、帽子、タオルなどの小物類は、ザックの外付けポケットや上部の小さなスペースを活用して収納します。
- ごみ袋は、使用済みのごみを入れやすいよう、外付けポケットに入れておきます。
以上が基本的な収納方法ですが、自分なりにアレンジを加えていくのも良いでしょう。例えば、私は行動食の一部とタオルを腰ベルトのポケットに入れています。こうすることで、ザックを降ろさずに取り出せて便利なんです。
1泊2日の登山パッキング – 寝袋と食料の効率的な収納法
次は1泊2日の登山パッキングについて説明します。日帰りに比べて持っていくものが増えますが、基本的な考え方は同じです。安全性を確保しつつ、できるだけ軽量化を図ります。
1泊2日登山の必須アイテムリスト(日帰りのリストに追加するもの)
- ザック(40〜50リットル程度)
- 寝袋
- マット
- テント(山小屋泊の場合は不要)
- コッヘル(調理器具)
- 携帯コンロ
- 食料(夕食、翌日の朝食・昼食)
- 水(2リットル以上)
- 着替え(下着、靴下)
- 歯ブラシ、洗面用具
1泊2日登山のパッキング手順
- ザックの底に寝袋を収納します。圧縮バッグを使用して、できるだけコンパクトにまとめましょう。
- 寝袋の横にマットを入れます。インフレータブルタイプのマットなら、さらにコンパクトに収納できます。
- その上に着替えを入れます。着替えは圧縮袋を使うと効率的に収納できます。
- 続いて食料を入れます。かさばる食材は避け、フリーズドライ食品や レトルト食品を選びましょう。これらは平たく重ねて収納します。
- コッヘルと携帯コンロは食料の近くに配置します。
- 水は重いので、ザックの中央あたりに固定します。2リットルのペットボトル1本よりも、1リットルのボトル2本に分けたほうが、重さのバランスを取りやすくなります。
- テントは比較的重いので、水の近くに配置します。ザックの外に固定するのも一つの方法です。
- ここからは日帰り登山と同じ要領で、ファーストエイドキット、ヘッドライト、雨具、防寒着などを収納していきます。
- 歯ブラシや洗面用具などは小さな袋にまとめて、ザックの上部か外付けポケットに入れます。
1泊2日になると、どうしてもザックは重くなります。そのため、パッキングの際は特に重心のバランスに気を付けましょう。重いものを背中に近い位置に置き、左右の重さのバランスを取ることで、安定感が増し、長時間の歩行でも疲れにくくなります。
季節別パッキングの注意点 – 夏山と冬山の違い
登山のパッキングは季節によっても変わってきます。特に夏山と冬山では、必要な装備が大きく異なります。それぞれの季節に合わせたパッキングのポイントを押さえておきましょう。
夏山パッキングのポイント
夏山の最大の敵は熱中症です。また、急な雷雨にも注意が必要です。以下のポイントに気を付けてパッキングしましょう。
- 水分をたっぷり用意する:最低でも1時間あたり500mlを目安に
- 塩分補給のための行動食を増やす:梅干しやスポーツドリンクの粉末など
- 日よけ対策を忘れずに:帽子、サングラス、日焼け止めクリーム
- 虫除けスプレーを持参する
- 速乾性の高い衣類を選ぶ:綿素材は汗を吸うと乾きにくいので避ける
- 雨具は必ず持参する:夏でも山の天気は変わりやすい
夏山では軽装で行きがちですが、標高が上がると気温は下がります。薄手の長袖や防寒着も必ず持っていきましょう。
冬山パッキングのポイント
冬山は厳しい環境です。十分な装備と経験が必要になります。初心者の方は無理をせず、春や秋の登山にチャレンジしてから冬山に挑戦することをおすすめします。
冬山パッキングで特に注意すべきポイントは以下の通りです:
- 防寒対策を徹底する:ダウンジャケット、フリース、防寒用手袋、目出し帽など
- アイゼンやピッケルなどの冬山装備を忘れずに
- スノーシューやワカンを持参する(積雪の状況に応じて)
- 行動食は凍らないものを選ぶ:ナッツ類やドライフルーツがおすすめ
- 水分は保温ボトルに入れる:普通のペットボトルだと凍ってしまう
- サングラスは必須:雪面からの反射光で雪目になる危険がある
- 予備の防寒着や靴下を多めに持っていく:汗で濡れた服は凍結の危険がある
冬山は装備が多くなるため、ザックも大型のものを選びましょう。60〜70リットル程度のザックが適しています。重量も増えるので、より一層軽量化を意識することが大切です。
パッキングの失敗例と対策 – 経験者の反省から学ぶ
ここからは、私自身や登山仲間の失敗例をいくつか紹介します。他人の失敗から学ぶことで、自分の登山をより安全で快適なものにできるはずです。
失敗例1:水分不足で動けなくなった
夏の日帰り登山で、水筒1本(500ml)しか持っていかなかったことがあります。登りは何とか持ちこたえましたが、下山途中で完全に水分切れ。めまいと吐き気に襲われ、動けなくなってしまいました。幸い、通りかかった他の登山者に水をもらい、何とか下山できましたが、かなり危険な状況でした。
対策:季節や行程に関わらず、最低でも1リットル以上の水を持参しましょう。夏場の日中は特に水分消費が激しいので、1時間あたり500mlを目安に準備するのがよいでしょう。また、水分補給はこまめに行うことが大切です。喉が渇いたと感じてからでは遅いのです。
失敗例2:雨具を持たずに雨に見舞われた
「天気予報では晴れ」という油断から、雨具を持たずに出発したことがありました。案の定、山頂付近で突然の雨。びしょ濡れになりながら下山することになり、寒さと疲労で体力を大幅に消耗してしまいました。
対策:山の天気は変わりやすいものです。天気予報が晴れでも、必ず雨具は持参しましょう。最近は軽量でコンパクトな雨具も多いので、パッキングの邪魔になることはありません。また、雨具は防寒着としても使えるので、一石二鳥です。
失敗例3:行動食が足りずにエネルギー切れ
「日帰りだから」と、昼食のおにぎり以外の食料を持っていかなかったことがあります。予定より行程が長引き、帰りの下山で完全にエネルギー切れ。足がつって動けなくなり、同行者に助けられて何とか下山しました。
対策:行動食は多めに持っていきましょう。チョコレートやエネルギーバーなど、高カロリーで軽量なものがおすすめです。ザックの各所に分散させて入れておくと、こまめに補給できて便利です。また、予定の1.5倍程度の量を持っていくと安心です。
失敗例4:重いものを上に入れてバランスを崩した
初めての1泊登山で、パッキングに不慣れだった頃のこと。重い水や食料をザックの上部に入れてしまいました。その結果、バランスが悪く、登山中に何度も転びそうになり、体力も余計に消耗してしまいました。
対策:重いものはなるべくザックの中央部、そして背中に近い位置に入れるようにしましょう。これにより重心が安定し、バランスを取りやすくなります。また、左右の重さのバランスも意識すると、さらに安定感が増します。
失敗例5:寝袋を圧縮せずに詰め込んだ
初めての冬山テント泊で、寝袋をそのまま詰め込んでしまいました。その結果、ザックの大半を寝袋が占めてしまい、他の必要な装備が入りきらず、仕方なく外付けで荷物を増やすことに。重心が後ろに偏り、歩きづらさと疲労感が増大してしまいました。
対策:寝袋は専用の圧縮バッグを使用してコンパクトに詰めましょう。最近の寝袋は高性能な割に、圧縮するととてもコンパクトになります。また、圧縮バッグを使用することで、寝袋自体も濡れにくくなるというメリットもあります。
パッキングの裏技 – プロの山ガイドに学ぶテクニック
ここからは、プロの山ガイドから教えてもらった、パッキングの裏技をいくつか紹介します。これらのテクニックを活用すれば、さらに効率的で快適なパッキングが可能になるでしょう。
裏技1:ザックの隙間を有効活用する
大きな荷物の間にできた隙間は、小物入れとして活用できます。例えば、靴下や下着を丸めて、寝袋と食料の間に詰め込むのです。こうすることで、ザック内のスペースを無駄なく使えます。また、全体的にザックの中身が固定されるので、歩行中の荷物の揺れも軽減できます。
裏技2:乾燥剤を活用する
ザックの中に乾燥剤を入れておくと、湿気対策になります。特に、電子機器(スマートフォンやカメラなど)を入れる場所の近くに配置すると効果的です。また、食料を入れる場所にも乾燥剤を入れておくと、食品の鮮度を保つのに役立ちます。使用済みの乾燥剤でも十分効果があるので、捨てずに取っておくと良いでしょう。
裏技3:ビニール袋で防水&仕分け
衣類や食料、電子機器などをそれぞれビニール袋に入れてから収納すると、防水効果があります。さらに、中身が一目で分かるので、目的の荷物を素早く取り出せます。ジップロックのような密閉できるタイプを使うと、より効果的です。
裏技4:エアマットを外側に固定する
エアマットは、膨らませた状態でザックの外側に固定すると便利です。こうすることで、ザックの中のスペースを節約できるだけでなく、背中のクッションになり、背負い心地が良くなります。ただし、木の枝などに引っかからないよう、しっかりと固定することが重要です。
裏技5:ストックを活用した荷物運び
トレッキングポールを2本使っている場合、これを利用して小さな荷物を運ぶことができます。例えば、濡れた靴やテントを2本のポールの間に吊るして運ぶのです。ザックの外に荷物を増やしたくない時や、濡れたものをザックの中に入れたくない時に便利です。
最新のパッキングギア – 軽量化と機能性を両立する最新アイテム
登山用品の技術革新は目覚ましく、パッキングに関するギアも日々進化しています。ここでは、軽量化と機能性を両立する最新のパッキングギアをいくつか紹介します。
1. 超軽量コンプレッションバッグ
最新のコンプレッションバッグは、従来のものより格段に軽量化されています。重量はわずか30g程度なのに、寝袋や衣類を驚くほど小さく圧縮できます。素材にはシリコンコーティングされた極薄のナイロンが使われており、防水性も抜群です。
2. モジュラー式パッキングキューブ
これは、サイズの異なる複数の小さなバッグがセットになったものです。衣類や食料、小物などを分類して収納でき、ザックの中での整理整頓が簡単になります。各キューブには透明な窓がついているので、中身が一目で分かるのも便利です。
3. 多機能ドライバッグ
最新のドライバッグは、単なる防水バッグではありません。空気を抜いて圧縮できる機能や、背負えるショルダーストラップが付いているものもあります。川を渡る時や雨天時のザックカバーとしても使え、1つで複数の役割を果たします。
4. スマート・ウォーターボトル
最近注目を集めているのが、浄水機能付きのウォーターボトルです。山の水を直接飲めるので、持ち運ぶ水の量を減らすことができます。さらに、ボトル自体に温度計や コンパスが内蔵されているものもあり、多機能ぶりを発揮します。
5. 超軽量インフレータブルピロー
重量わずか45g程度の超軽量枕です。空気で膨らませるタイプなので、使わない時はコンパクトに収納できます。首や腰のサポートにも使え、長時間の登山での疲労軽減に役立ちます。
まとめ – 快適で安全な登山のために
ここまで、登山のパッキングについて詳しく見てきました。最後に、快適で安全な登山のためのパッキングのポイントをまとめておきましょう。
- 安全を最優先に: ファーストエイドキットや雨具など、安全に関わる装備は必ず持参しましょう。
- 軽量化を心がける: 不要なものは思い切って省き、一つ一つの重さにこだわりましょう。
- バランスの良い収納を: 重いものは背中に近い位置に、使用頻度の高いものは取り出しやすい場所に収納します。
- 季節や山の特性を考慮する: 夏山と冬山では必要な装備が大きく異なります。事前によく調べておきましょう。
- 経験から学ぶ: 自分や他人の失敗例を教訓に、常にパッキングを改善する姿勢を持ちましょう。
- 新しい技術やギアにも注目する: 最新の装備を上手に取り入れることで、さらに快適な登山が可能になります。
パッキングの極意を身につけるには、やはり経験を重ねることが大切です。この記事で紹介した内容を参考にしながら、自分なりのパッキングスタイルを確立していってください。
日帰り登山のパッキング
1. バックパック(20-30L)
2. 登山靴
3. 雨具(上下セパレート型がおすすめ)
4. 水筒
5. 行動食・昼食
6. 地図・コンパス
7. ファーストエイドキット
8. ヘッドライト
9. 防寒着
10. 帽子・手袋
効率的なパッキングのコツ
2. 多機能アイテム: 一つで複数の役割を果たすアイテムを選ぶ
3. 適切なサイズ選び: 必要以上に大きな容量のバックパックは避ける
4. バランス配分: 重いものは背中に近い位置に、軽いものは外側に
5. 使用頻度で整理: よく使うものは取り出しやすい位置に
複数日登山のパッキング
1. テント(または山小屋予約証)
2. 寝袋
3. マット
4. 調理器具
5. 食料
6. 着替え
7. トイレットペーパー
8. ゴミ袋
複数日登山のパッキングテクニック
2. スタッフバッグの利用: 小物類をまとめて管理
3. 隙間を埋める: 靴下などの小物で隙間を埋めてスペースを有効活用
4. 外付け: テントやマットは外付けにして内部スペースを確保
5. 防水対策: 雨に備えてバックパックカバーを使用
食料のパッキング
1. 軽量化: フリーズドライ食品など軽量な食品を選ぶ
2. 高カロリー: 限られた重量で最大のエネルギーを得られるものを
3. 耐久性: 潰れにくい食品を選ぶ
4. 分散: 万が一の紛失に備えて1日分ずつに分けてパッキング
5. ごみ削減: 過剰な包装は避け、ごみを最小限に
季節別のパッキングの違い
夏山のパッキング
1. 日よけ対策: 日傘、サンスクリーン、サングラス
2. 熱中症対策: 塩分補給用のタブレット、スポーツドリンク
3. 虫除け: 虫除けスプレーや虫刺され薬
4. 速乾性の衣類: 汗をかいてもすぐ乾く素材を選ぶ
5. 十分な水分: 水分をたっぷり持っていこう
冬山のパッキング
1. 防寒着: フリース、ダウンジャケットなど
2. 防寒小物: 目出し帽、ネックウォーマー、カイロなど
3. アイゼン: 凍結路面対策に必須
4. ピッケル: 急斜面や雪渓での安全確保に
5. 雪崩対策装備: ビーコン、プローブ、シャベル(雪山の場合)
6. 保温ボトル: 水分が凍らないように
春・秋のパッキング
1. レイヤリング: 気温の変化に対応できるよう、重ね着できる服装を
2. 雨具: 春の長雨、秋の台風に備えて
3. 防寒具: 朝晩の冷え込みに対応できるもの
4. 春は花粉対策: マスクや花粉症薬を
5. 秋は紅葉撮影用のカメラなど
パッキングの失敗談と教訓
パッキングの基本原則
2. 軽量化: 不要なものは極力省き、必要なものは軽量なものを選ぶ
3. バランス配分: 重心が背中に近くなるようバランスよく詰める
4. 使用頻度を考慮: よく使うものは取り出しやすい位置に
5. 防水対策: 雨に備えて防水パックを使用したり、バックパックカバーを準備する
6. 余裕を持つ: 食料や水は少し多めに持っていく
7. 季節・天候に応じた準備: その時期に必要な装備を忘れずに
8. パッキングリストの活用: 忘れ物防止と効率化のため
パッキングの道具と便利グッズ
スタッフバッグ
圧縮バッグ
防水バッグ
パッキングキューブ
ギアループ
まとめ:理想的なパッキングとは
1. 安全性: 必要な装備を確実に携行している
2. 軽量性: 不要な物を極力省いている
3. 効率性: 使いやすく整理されている
4. 快適性: 長時間の歩行でも負担が少ない
5. 柔軟性: 天候の変化などに対応できる
6. 個別性: 自分の体力や経験に合っている