買おうか買うまいか悩み続けて1年・・・。
ついに!!!
買いました!!!!!!
そう、アウトドアキャリーワゴンです!!
もうなんかアウトドアキャリーワゴンほどリア充感に満ちたアイテムもなかなかないですよね。
ちょっとアウトドアキャリーワゴンのある風景をイメージしてみてくださいよ。
よく晴れた休日・・・
若い夫婦と小さな子どものファミリー・・・
キャンプ場・・・
そんなリア充要素で満たされた空間で笑顔でフリスビーなんかされちゃったりなんかしちゃったりした日にはもう・・・
100%ピースフルですよ。
そんなリア充感あふれるアイテムをソロキャンプまっしぐらの僕が買っていいのかと・・・。
遊園地に一人で行くような寂しすぎる勘違い野郎になってしまうんじゃないかと・・・。
そんなことを1年間考えて行き着いた結論は、
アウトドアキャリーワゴンはソロキャンパーにこそ必要なアイテムという答えでした。
ソロキャンプは荷物運びに苦労する
まず、キャンプ場に着けばキャンプ道具を車から運ぶ必要があります。
ソロキャンプは当然ですが一人です。
一人が一度に運べる荷物はたかが知れてます。
何往復すれば運び終わるのかと。
横で運んでるファミリーはみんなで分担して運び、こっちがやっと全体の半分運ぶか運ばないかぐらいまで行ったときにはもうテント設営に入ってます。
だからソロキャンパーこそアウトドアキャリーワゴンが必要なんです!!
まぁソロキャンプでファミリー並の設備を持ちこむ自分が異常という可能性もありますが・・・。
どれを選べばいい?
ということで、アウトドアキャリーワゴンを選ぶわけですが、定番のコールマンを始め、各アウトドアブランドから販売されているアウトドアキャリーワゴン。
パッと見はほとんど見分けがつきません。
まず、最初に言っておきますが、アウトドアキャリーワゴンに関してはアウトドアメーカーである必要はありません。
聞いたことのないようなメーカーがたくさん出てきますが、どれも品質は必要十分です。
逆に言えば壊れるときはアウトドアメーカーでも同じように壊れると思っていいです。
価格は1万円未満から2万円オーバーまで割りと差があったりしますが、価格だけで選んでいいのかと。
答えはNO!!
選ぶポイントは↓の6つ!
- タイヤの太さは?
- 布部分は外せる?
- 折りたたみ方式は?
- ハンドル形状は?
- 本体サイズは?
- タイヤロックついてる?
では、1つずつ見ていきましょう。
タイヤの太さは?
まずはタイヤの太さ!
6つのポイントのうち、これ1つが重要度の半分ぐらいを占めてます。
まずアウトドアキャリーワゴンの定番中の定番、コールマンの赤ワゴンを見てみましょう。
次に「第一ビニール」という名もなきメーカーのアウトドアキャリーワゴンを見てみましょう。
一見、色が違うくらいしか見分けがつきませんが、タイヤに注目してください。
太さが全然違うのわかりますか?
2倍ぐらい違いますよね?
これですよ。
キャンプ場の地面は砂利や土のオフロード。
海だったら砂浜ですよ。
そしてキャリーに積み込む荷物は軽く数10kg。
細いタイヤだと荷重が一点に集中し、ぬかるみに埋もれてしまったり、砂利に足を取られて真っ直ぐ進めなかったりします。
そんなハードコンディションを走破するにはタイヤの頼もしさが最も重要になるんです。
細いタイヤにメリットはありません。タイヤは太いほどいいです。
ちなみに定番のコールマンは細いタイヤです。
タイヤの太いアウトドアキャリーワゴンはこちら。
布部分は外せる?
次に重要なのが布部分が外せるかどうかですよ。
普通はフレームに固定されてるんですが、取り外し可能なモデルもあるんです。
アウトドアだし、いろんなもの乗せるしで、使えば使うほど汚れていきます。
汚れても別に気にしないっていうのもアリですが、外して洗えるならそれに越したことはないでしょう。
ちなみにコールマンは外せません。
取り外しできるアウトドアキャリーワゴンはこちら。
折りたたみ方式は?
次のポイントは折りたたみ方式です。
って言われても意味がわからないと思いますが、まず前提としてアウトドアキャリーワゴンは全て折りたたむことができます(たぶん)。
なんですが、折りたたむタイプには長辺・短辺両方たたむモデルと、長辺のみたたむタイプの2つがあります。
多くは前者ですが、たまに後者のパターンがあります。
まず長辺・短辺両方たたむモデル。
次に長辺のみ折りたたむモデル。
見分けるポイントとしてはフレームが「x(クロス)」状になっているのが折り畳めるタイプとなります。
どちらを選ぶかは使っていないときにどのように保管したいかによります。
両方折りたたむタイプのメリットとしては自立することです。長辺のみ折りたたむタイプのメリットは薄いことです。
どこかにたてかけておきたいなら薄い方がいいでしょうし、空いたスペースに適当に置いておきたいなら自立するタイプのほうがいいでしょう。
ちなみにコールマンは自立タイプです。
タイヤロックはついてる?
意外と忘れがちですが、タイヤロックが付いているかどうかは割と実用性に直結します。
日常生活では平坦な地面が当たり前ですが、アウトドアでは平坦な地面じゃないことの方が多いです。
キャンプ場全体が緩やかな斜面になっていることなど普通にあります。タイヤロックがついていないといちいち木片や石などでタイヤに「車輪止め」を当てる必要があります。
これ、結構面倒です。
タイヤロックがあるモデルはこちら。
ようやくコールマンが日の目を見るときが来た…。
ハンドルの形は?
ハンドルの形も重要です。
各アウトドアキャリーワゴンの商品紹介ページでもフォーカスされないことが多いですが、たくさんの荷物を乗せたキャリーをラクに引けるかどうかはハンドルの形に大きく影響されます。
形は主に2種類。T字かリング型か、です。
そして、使いやすいのは確実にリング型です。
これに関しては一長一短ということはありません。リング型が優位です。
ちなみにコールマンはT字です。
あと、ハンドルの形状もですが、長さや、可動域もできれば購入前にチェックしておきたいポイントです。
ハンドルが短かったり、可動域(ハンドルが倒せる角度)が狭いと、引っ張って歩いているときにキャリーに轢かれます。
つまりキャリーとの距離が近いので、自分のカカトにキャリーの前輪が当たってしまうんです。
それを避けるために不自然な姿勢で引っ張ることになったりするといくら太いタイヤや、持ちやすいハンドル形状でも効果は半減です。
特に身長の高い男性はハンドルの長さが足りなく感じやすいので、注意が必要です。
逆に不要なセールスポイント
ここまでアウトドアキャリーワゴンとして重要なポイントを挙げてきましたが、逆に気にしなくていいポイントもあります。
アウトドアキャリーワゴンの商品紹介で当たり前のようにセールスポイントとして紹介されていますが、実際に使ってみるとそんな機能別にいらないことに気付きます。
それはカバーと天板。
たとえばコールマンにはオプションでカバーと天板が用意されています。
なんかあったら便利そうな気がしますが、不要です。
カバーが必要ならビニールシートでもかぶせておけばいいです。
天板?テーブルくらいちゃんとしたテーブルを用意しましょう。
ミニマリスト目指したいならアイテムを兼用させるのもいいかもしれませんが、アウトドアキャリーワゴン使ってる時点でミニマムじゃないですよね(^^)
そもそもワゴンの高さはテーブルとして非常に中途半端です。
ローテーブルにしては高すぎるし、普通のテーブルにしては低すぎる。
そして天板の下にスペースがないので、足の置き場に困ります。
次に大容量。
平均的なアウトドアキャリーワゴンのサイズの目安として積載容量100リットル、耐荷重100kg程度です。
たまにこの1.5倍ぐらいのサイズのモデルがありますが不要です。大きさが1.5倍になれば当然重さも1.5倍です。引けますか?
また、保管時に取るスペースが無駄に必要になります。サイズは通常サイズに抑えておいたほうが無難です。
大は小を兼ねません。
まとめ
ということでアウトドアキャリーワゴンに必要な機能を紹介してきたわけですが、それぞれ搭載しているモデルがバラバラで、結局どれを選べばいいの?という話ですよね。
図にしてみました。
コールマン | ダイム | フィールドア | ニュートラルアウトドア | レイチェル | |
---|---|---|---|---|---|
太タイヤ | x | ○ | ○ | ○ | ○ |
布脱着 | x | x | ○ | x | x |
折りたたみ | 4辺 | 4辺 | 2辺 | 4辺 | 2辺 |
ハンドル | T字 | リング | リング | T字 | リング |
タイヤロック | ○ | x | x | x | x |
ということで、総合優勝はFIELDOORということになりました。
そして、ちょいちょい挟んでいたので薄々気付いていることと思いますが…コールマンは選ぶ理由がありません。
パッと見でなんかアウトドアっぽくていいぐらいしかメリットがないです。
別にスノーなんとかみたいにハイブランド気取ってぼったくりな価格にしてるわけではないので、選んだからといって悪いわけではないんですが、同じ値段でもっと高性能なものが他にいくらでもあることは知っておいて損はないです。
まぁ僕はナチュラルカラーと主張控えめなロゴが良くてダイムを選びましたが…。
どこを重視するかは人それぞれだと思うので、自分に合ったモデルを探してみてください!