福岡ドタバタ登山ブログ「ヤマログ」

「由布岳を射んとすれば先ず馬を射よ」うとして馬にやられた的なやーつー

おはようございます!

いやー、布団はいいですなー(๑´ㅂ`๑)

昨日の土砂降りテント泊からのギャップが半端ないですよハハハ。

文明開化バンザイですね。

さて、天気はどうかな?

あー。

今日もダメか~。

結局3日全部雨になってしまいましたね(笑)
まぁしょうがない。


夕食同様、朝ごはんもいい雰囲気ですねー。

さぁ、出発です。

出発のとき、ペアレントがギター弾き語りで「カントリーロード」を歌って送り出してくれました☆

なぜか分からないけどちょっと泣きそうになりました(笑)

そういえばここのユースホステルは「湯布院カントリーロードユースホステル」って名前でしたね。
ユースホステルは普通「地名+ユースホステル」みたいな名前なのに、なぜここだけ「カントリーロード」って入っているのか気になってましたが、歌のカントリーロードと何か関係があるんでしょうか?

さて、外に出ると目の前に由布岳。

雨はやんでますが、まーーしかしガッチリ雲隠れで全然みえませんねw
登れるのかな?

とりあえず登山口まで行ってみましょう。

うーむ。

・・・。

無理か・・・な?

「由布岳登山口って由布岳あらへんやないかい!」ってエセ関西弁で突っ込むところですよ。

ずっと雨に振られ続けてるのでテントもカッパも濡れっぱなしであります。

もう諦めて帰ったほうがいいかなー。ここまでガスってるとやっぱ危ないよなー。

と思いながらも後ろ髪引かれてたら、サーッと雲が晴れていきました。

霧と違って雲だからそのときどきでコロコロ変わる感じかな。

あ、ちょっと晴れた。

よし、行ってみよう。

あれ、なんか地図では左にルートがあるな。

ほーん、あっちの島を登る感じか。

一応、道らしきものはあるようだ…

と思って進んできたわけですが、このあと30分ぐらい藪漕ぎみたいな道になってめっちゃ苦戦しました。
写真が1つもないところがガチ感を語っていますね。
こういうイチバン熱意をもって伝えたいところだけ写真がないと、真空のガラス張りの部屋の中でめっちゃ声を大にして訴えてるのに周りに全く声が届かない感じのようなもどかしさがありますね。

たぶんこのルートあまり人が通らないんでしょうね。
一応道筋はあるんですが、草が伸びて見た目ではあるのかないのか分からないレベルです。

足を踏み出して足先で道筋が分かるレベル。

体は半分草に埋まっています。

そして雨で濡れているせいか藪漕ぎするだけで妙に体力が奪われていく感じです。

途中何度か戻ろうとしましたが、戻るのも同じぐらい疲れそうなところまで来てしまっていて、にっちもさっちもいかない感じになってしまったので黙々と進みました。

なんか今回はなにかと張り詰めてますねw
おかしいな、もっとホワーンとした観光登山になる想定だったんだけどw

やっとヤブから抜けました・・・。
霞んだ先にギリギリ飯盛ヶ城の頂上が見えます。

そしてまた、これが例によっていつまで経っても着かないんですよね。
目で見るとすぐ先にあるように見えるのに。

そんなに急な坂道でもないんですが、やたら息が切れます。

さすがに3日連続で体力使い切ったんですかね。
体力ってすぐ回復するパートとすぐには回復しないパートがあると思いませんか?

瞬発的な体力は少し休むと回復するけど持久的な体力は地味に疲労が積み重なっていく感じがします。
3日目になるとこの持久的な体力が一晩寝たぐらいじゃ回復しない感じなんですよね。
気分的には回復したつもりなんですが、体がついてこないっていうか。

まぁ

早い話が

だということですね。

そしてついに到着!

最後は登山にありがちな「山頂直前に最後のムチ」で、目の前に山頂が見えているのに数歩歩くごとに休むみたいな体たらくでもうグロッキーもいいとこですよ。

これ、チームで来てたら大変なところだった。一人でよかった…。

ていうか300メートルぐらいしか登ってないのに何この疲れ度。

いや、もう由布岳ムリw

グダグダになってしまいましたが、今回の登山はこれにて終了でございます。

目の前の由布岳をボーっと眺めてました。

するとかかっていた雲が急にサーッと…。

おおっ、由布岳山頂が!

そしてふもとまでクリアに!

おおー、あそこから登ってきたのかー。

この飯盛ヶ城、離れてみると苔玉みたいで気持ちよさそうなんですが、実際は普通の草なので、思ったよりしんどかったですね…。

さて、下山しますかー。

お、なんか道がある。
あそこから正面登山道に合流できるのかな?

下ってきました。看板を見る限りそのようですね。

こっちに行くと西登山口に合流するのかな。

ということで逆のこっちから正面登山道を目指します。

さっき登ってきた道が見えます。
こうやって客観的に見ると結構な傾斜ですね。

えっ!?

ちょ、なにこの急斜面!?!!?

道間違えた?

いや、ここまで一本道だったはず…。

一応ロープ張ってあるところを見ると人が通る道ではあるんだろうけど、一般人というよりここで植林とかしてるその道のプロの人用の道って言う感じが…。

写真で見ると全然伝わりませんが、とにかく急斜面です。
ロープに両手で本気でつかまらないと滑り落ちるレベル。

こ、これは一般登山道じゃないな、どう考えても。

いや、九重レベルになってくるとこれぐらいは一般レベルなのか?

・・・なんとか下ってきました・・・。

そしてやっと正面登山道へ合流。

こうやって遠くから見るとふかふかの芝生みたいに見えるけどなぁ。実際は今足元にあるような草なんだよなぁ。

ということで3日の九重登山これにて終了です。

例によってまた人里が恋しくなったので、地元っぽい食事処へ。

山菜そばにも引かれましたが、大分はやっぱだご汁ですよねー。

最後まで降られっぱなしw

16時。丹下ジムへレンタカー返却。
20時予定がだいぶ繰り上がってしまいましたねー。

昨日と今日は予定の半分も登山しなかったことになってしまいました。

まぁ、こんなこともありますよね…。

また、いつか!