バタフライランタンとかいうペトロマックス以上にロマンを感じるランタン

手間の“かかる”ランタンがほしい

ランタンにロマンを感じながらも、プレヒートだのポンピングだのメンテナンスだのそのうち絶対イヤになるからというビビリな理由で買ったコールマンのガスランタン「ノーススター2500」ですが…。

いい子すぎておもしろくない!

自分でラクなのを選んでおいて何を言ってるんだって話ですが、そう感じてしまったんだからしょうがないよねネー( ◜◡‾)(‾◡◝ )ネー

いや、ほんとにラクですよ、このランタン。

ラクなランタンといえばLEDランタンがまず思いつきますが、LEDは電子的でヌクモリティに欠けるという方には迷わずこのコールマンを薦めたい。

とにかく燃費が悪いっていうデメリットはありますが、面倒さは本当に皆無。

このランタン使い始めて1年半ぐらいたちますが、消耗品であるマントルでさえ、いまだに交換したことないという優等生ぶり。

この前よく見たらさすがに一部破れてましたが、光量に影響なかったのでそのまま使い続けてます。

ガスがラクっていうのは知った上で買いましたが、まさかマントルまで優秀とは…。

ここまで一切手間かけないで済むと、逆にちょっとは手間をかけさせてよとか言いたくなったりして。

人間っていうのは勝手なもので、すぐ無い物ねだりをするもんなんだなぁ みつを

ガソリンランタンか灯油ランタンか

手間のかかるランタンと言えば、ガソリンランタン灯油ランタンです。

いままでスイッチ1つで1秒で点灯していたのが、プレヒートが必要になり、点灯までに数分かかるようになり、ガス缶つなげるだけでよかったのが燃料が液体になったことで、タンクに注ぐときにこぼしたり、ニオイがついたりするようになります。

また、このニオイが取れないんだな。

灯油とかガソリンのニオイ好きだよって人もいるでしょう。

でもですね、

(C)井戸田

んですよ。

僕も好きです、灯油のニオイ。

でもですね、どんな好きなニオイでも四六時中におってごらんなさい。

絶対イヤになりますから。

手とか鼻について取れないってそういうことですから。

でもやっぱりそれを補って余りある魅力が灯油ランタンとガソリンランタンにはある!

ただ、ガソリンランタンはとりあえず興味ないのです。

なぜならとにかくランタン本体が高い!あれはお金持ちの道楽だ!

みんなの味方コールマンでさえ2万円以上します。

いや、ペトロマックスに比べればそりゃ安いですけど、もうペトロマックスと比べてる時点で金銭感覚狂い始めてますから。

灯油ランタンならコールマンで1万前後で手に入ります。

コールマンはイヤなの

ただ、コールマンのランタンってデザインがあまり好きじゃないんですよね…。

特に色。

あの赤と緑のコールマンカラー

今の自分のサイトはナチュラルカラーで統一してるので、あの緑と赤は思いっきり浮きます。

許されるのは白か黒かステンレスや真鍮などの無垢の金属色のみっ(`・ω・´)キリッ

デザインで圧倒的な存在感のペトロマックス

ランタンでデザイン性の話に踏み込むならペトロマックスを取り上げないわけにはいくまい。

ランタンに興味をもった人なら一度は聞いたことある名前のはず。

車でいうクラウンみたいなもんでしょうか。

いつかはクラウン」ならぬ「いつかはペトロマックス」みたいな。

もうこれのデザインは文句のつけようがないです。

機械式腕時計のような男心をくすぐるメカニカル的なゴチャゴチャ感、メッキのようなチャラついた輝きじゃない、真鍮の重厚感あるきらめき

ふつくしい…。

でも高い!

平気で3万とか4万とかします。

競合他社の価格とか最初から眼中にない感じ。

コールマンとペトロマックスの間みたいな都合のいいやつはないのか

なんかいい感じに間を取ったような都合のいいやつないかとAmazonを徘徊していたら…

!?

6000円…だと…?(; ・`д・´)

なんでそんな安いんだ?

デザインめっちゃいいやん。

ていうかペトロマックスそっくりだな。

調べてみるとどうやら中国お得意のパクリ商品のようで。

普通ならここで、「ああ、見た目だけ真似した安かろう悪かろう商品ねヽ(´ー`)ノ」となってそっ閉じするところなんですが…

どうも様子がおかしい

バタフライランタンへの熱き思い

というのもAmazonレビュー数がやたら多くて、やたら高評価。

中国のサクラレビューだろ、なんてそんな1秒で思いつくような薄っぺらいレベルの話じゃありません。

サクラかどうかなんていくつかレビュー見ればすぐ分かりますからね。

だいたい日本語が怪しいか、「お前商品実際に使わないでこれ書いてるだろ」って感じのぼんやりしたことしか書いてない。

が、いくつか見た限りは本当に満足してそうなレビューがズラズラ並んでる。

たとえばこれ。

ウチに来たのは全てが正常な商品でした。
明るさも十分。と言うより、余りに明るすぎるので、混雑しているキャンプ場では近所迷惑で使えない程です。
リフレクターを自作してみましたが、前後左右に他のキャンパーがいる状態では何の役にも立ちません。昼間か、または部屋で蛍光灯を点けたかのように明るいです。
但し、良いことずくめではありません。私は全く気にならないのですが、気にする方は気にするのでしょう。
まず、この商品には傘が付属されていますが、輸送中の不手際かベッコリと凹んでいたので叩いて直しました。取っ手の根元のネジも渋いのでグリスアップしました。
半年以上前の古い灯油を使っているせいでしょうか、噴霧孔がすぐに詰まります。なので光量が落ちてきたなと感じたら、燃料コックのダイヤルを素早く回してニードルの針を上下させ、ニップルの穴を掃除してやることで元の輝きに戻ります。
これは早目にやらないと、汚れが溜まってからではニードルの針が曲ってしまいます。私はラジペンで伸ばして再使用しました。
ニップルを外して裏から直接掃除するにはマントルのついたインナーチムニーってやつを外さないといけませんが、そうすると多分マントルが壊れるので、出来れば避けたい所です。
余熱バーナーも格好良くて好きなのですが、孔にバリでもあるのでしょうか、持続せず、すぐに消えてしまいます。バラすのも面倒だし、マントル破壊の原因とも言われてますので、今の所はアルコールを使った余熱をしています。これには100均の注射器が便利です。
加圧ポンプは何回かに一回スカが入ります。直す程のことでもないので頑張ってポンピングしています。ポンプアダプターなるものも売ってるようですが、これの100回やそこらが面倒なようでは老い先が思いやられます。
あと、インナーチムニーの塗装が一度使っただけでボロボロに禿げました。だったら塗らなきゃいいのにねって感じです。
とはいえ、このランタン、私的には素晴らしすぎて、なんでもっと早く買わなかったかと後悔するほどです。
ここからは余談というか、悪口なのですが、
実を言うと、ペトロマックスの金色のブラスが私には悪趣味で、VAPALUXに比べるとメッキのバッタもんにしか見えないのですが、ランタン如きにウン万円も出すのは気が進まず、かといって中華製の評判の悪さを聞いていると中々手も出せず、ずっと様子見の状態でした。しかし、ここの売り手の評価と値段をみて、泥舟と一緒に沈む覚悟で買ってみたところ、予想を遙かに上回る品質で、いい意味裏切られました。
これからも手を掛けて愛用していきたいと考えています。

どうですかこれ。

長すぎてたぶん読み飛ばしたと思いますが、これだけ長いコメントなのにどこを見ても具体的なリアリティあることしか書かれてないんですよね。

明るさについては「明るすぎて近所迷惑になるレベル」とか、「リフレクターを自作してみたけど役に立たない(レベルで明るい)」とか、手放しで褒めるわけじゃなく、客観的事実を伝えています。

あと、褒めるだけじゃなくて悪いところは悪いとはっきり言ってますよね。

シェード(傘)が凹んでいたとかネジが渋いとか。

そして、それを踏まえた上で良かったと評価しています。

これは本物でしょう。

そんなレビューが他にもズラズラ並んでるんですよ。

それを見てるとなんかワクワクしてきたんですよね。

すごい不思議な感覚でした。

普通、この手のパクリ商品を買うときって単純に安くしたいからパクリでいいか、って感じで、あくまで妥協なんですよ。

だから本物を目の前にするとなんとなく劣等感を感じたりして。

アルパカストーブも、本家を知る前にパクリの方を先に知ったんですよ。デザインいいなって、でも1万円ぐらいで手頃だから買おうかなって。

でもそれがアルパカストーブのパクリだって知ってしまったから、買いたくなくなってしまったんですよね。

でも、このランタンにはそういう後ろ向きな感情がわかないんです。

むしろペトロマックスよりこっちがいいぐらいの勢いです。

「これいい」じゃなくて「これいい」んです。

ランタンは泥臭さがかっこいいのだ

さっきの話じゃないですが、ペトロマックスなんて金持ちの道楽だと。

金が腐るほどあって使い道に困ってる人が買うものっていう感覚にさえなってきます。

よく、芸能人がアホみたいに高い時計つけてるじゃないですか。

1桁どころか2桁ぐらい間違えてるんじゃないのっていいたくなるやつ。

ダウンタウンDXの芸能人私服チェックとかで上位の人って9割ぐらい時計の値段だったりするじゃないですか。

でもトータルファッションがガバガバだから全然その価値あるように見えないじゃないですか。

あれですよまさに。

とりあえずダイヤモンドで埋め尽くしてムリヤリ価格上げてるのとか。

ダサくないですかあれ。

もうなんかペトロマックスもそのカテゴリーに思えてきます。

クラシックカー愛好家な人なんかはすぐ壊れたり、修理しようにも部品がなかったりするのをなんとかするのが醍醐味だと言ってましたが、その感覚に近いです。

なんとかしてちゃんと動くようにしてやろう、と。

それに近いです。

ということでワクワクが止められなくて衝動的に買いました。

ここからようやく本題ですが、前置きだけでまさかの5000文字ぐらい使ってしまったので、本題は別記事にしたいと思います。

まさかの展開ですが、それぐらい思い入れを持ったうえでのレビューということでよろしくメカドック。

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