バタフライランタン点灯までのデスロード

バタフライランタンについて語ろうとしたら買うまでのいきさつだけで5000文字超えて読みにくくなってしまったので、いきさつだけ別記事に分けました。

さて、ここからようやく本題です。

バタフライランタン開封

ということで、バタフライランタン、Amazonで購入しました。

中国バッタモンってよく海外から発送されて一ヶ月くらい待たされることがありますが、2日で届きました。

逆に早すぎるくらいの勢いですが、早いに越したことはありませんからね。

早く試したくてソワソワしてたので、嬉しかったです。

なんかすごい状態で届きました。

手前のダンボールで包まれた板のようなやつはリフレクター(屋根)ですね。

これだけでも数千円しておかしくないのに、全部合わせて6000円。

さらにニップル、マントル、ニードル、パッキンなど消耗品も一通りスペアが付属するという充実ぶり。

申し訳なくなるレベルの良心価格ですね。

これでクレーム入れる人の神経を疑います。

そして地味に嬉しかったのがリフレクターの色が本体と同色のシルバーメッキ!

ネットでバタフライランタンについて書かれたいろんなブログとか見てると、青とか茶色とかいろんな色になってて、本体と同色ってパターンはなかったんですよね。

それだとなんかとってつけた感がすごくて、せっかく本体がペトロマックスデザインなのを台無しにしてしまうので、本体同色というのはすごく嬉しいです。

ていうかパッケージのリフレクター色が青っていうね。

ネットでも青が多数派の印象だったので、たぶん青が基本カラーなんでしょう。

なんでわざわざ本体と変えたのか理解に苦しみますが…。

もしかして耐熱塗料なのかな?

それならシルバーってわけにはいかないでしょうね。

中国製で耐熱塗料なんてコストのかかることするとは考えにくいですが…。

耐熱塗料だとすれば塗り替えとか塗装剥離とかは素人レベルではムリなので、改めてこの色だったことにほっとしました。

コールマンの緑がイヤで剥離しようとしたら、1ミリも刃が立たなかった遠い夏の日の思い出

さて、早速格闘を始めていきたいと思いますが、ランタンと別に揃えておくものがあります。

それは、

  • 灯油
  • 灯油タンク
  • 燃料用アルコール
  • ロングノズルのライター

です。

灯油は燃料なので言うまでもないかもですが、普段灯油を使わない僕は意識する必要があるんです。

あと灯油を入れるためのポリタンクも必要なので、あらかじめ用意しておきました。

おしゃれタンクのヒューナースドルフ!

キャンプサイトに置いておくので、赤とか青のポリタンクは雰囲気を壊してしまうので避けたいなと。

このテイストにマッチさせたい

あと18リットルは単純にデカすぎる。

ランタンの灯油は1リットルで数時間持つので、一泊なら2リットルもあれば充分です。

本体に1リットル入れて、あと1リットルを携行缶に入れてもっていけばいいのかなと。

それなら1リットル入るボトルでいいことになり、選択肢が結構広がります。

ステンレス水筒とかでもいいです。高いから買いませんけど。

↓こういうボトルタイプとか携帯性がいいし、見た目も無骨でいいなと思ったんですが、キャンプ時は子供がいるので、間違って飲んだりしないかって気になってパスしました。

↓これとかは見た目が一番好きでしたけど、ちょっと高い…。

あと10リットルというのも少し大きすぎますね。

冬キャンプでストーブとかも一緒に持っていくならちょうどいいかもしれませんが。

↓ステンレス無垢の感じもソリッドでいいですねー。

ただ、なぜかこのソリッド系は軒並み8000円ぐらいして、同じデザインのアーミーグリーン色とかの2倍ぐらいするのでなんかちょっとイヤだなと。

ということで、いろいろ見た結果、定番のヒューナースドルフに落ち着きました。

ヒューナースドルフのタンクはおしゃれキャンパーな方々のアイテムでよく出てくるので、存在は知ってました。

が、ポリタンクに2000円かよってさっきのソリッドタンクと同じようなモヤモヤを持ってて、そこまで候補の筆頭ではありませんでした。

でもこうやっていろいろ探してみると、4000円とか8000円とかが普通で、2000円というのがかなり良心的な価格ということに気付かされたんですね。

もちろん赤と青の基本のポリタンクが一番安いんですが、あれはさすがにちょっと…。

ヒューナースドルフはカーキと黒のミリタリー感がかっこいい。

給油ホースが付いているのも実用性とデザイン性を兼ねていてとてもいいですね。

ジムニーのスペアタイヤ的な。

なくても実際困らないけど、あったほうが見た目かっこいいよね的な。

普通のポリタンクを自分で塗装することも考えましたが、調べてみるとポリタンクって塗料が定着しないんですね。

「ミッチャクロン」などのプライマーを挟めばつくんでしょうけど、そんなこんなしてるともうコスト3000円超えますからね。

どこかにぶつけたり引っ掻いたりしたら、いくら定着していても剥がれるだろうしそんなところに神経とがらせたくないです。

灯油の驚異的コスパ

タンクは用意できたので、次は灯油です。

ここに来てふと、「あれ、灯油って18リットル単位でしか買えないんじゃ?」とか不安になりましたが、ガソリンスタンドで1リットル単位で購入できました。

2リットル142円

いやーすごい、驚異的な安さです。

灯油ランタンは燃費がいいとずっと聞かされてきたし、灯油の価格もだいたい知ってましたが、ランタンの燃料代金としてリアルに支払って初めてその驚異的な安さを実感しました。

1リットル=キャンプ1泊分で100円以下って…余裕を持って2リットルでも142円って…。

ガス缶だと同じ熱量生み出すのに1000円近くしますよ。

ここまで安いと一晩中着けていても気にならないレベルになりますね。

着火用ライターの条件

着火用ライターも忘れてはいけません。

ライターなんてどこにでもあるもので自分もすでにいろいろ持ってますが、バタフライランタンにおいてはロングノズルのライターでないと役に立ちません。

チャッカマン的なやつですね。

灯油ランタンは点灯前に灯油を気化させるプレヒートが必要です。

プレヒートはランタン内で燃料用アルコールを燃やすことで、灯油を吸い上げるバボライザーを温める作業です。

バボライザーが熱を持つことで吸い上げられた灯油が気化してランタンの灯りの元になるという理屈だそうで。

そのプレヒートをするときに直径1cmぐらいの穴からランタン内部にライターを差し込む形になるので、ロングノズルが必要になるんです。

バタフライランタンは一応バーナーを内蔵しているので、これが本来ライターの役目を果たすんですが、バーナーというより火炎放射器といったほうがいいレベルで、勢いが強すぎてマントルが壊れる可能性があるんですよね。

あと、バーナーの燃料が灯油になるので、ススがすごいです。

みるみるうちに内部が真っ黒になっていきます。

自分はあまり気にしませんが、ピカピカに保ちたい人はアルコールのプレヒートが安心安全です。

ダイソー。ノズルの長ささえあれば品質は100均レベルでOK。

ちなみに最近は通常の赤い炎が出るタイプの他にバーナータイプも百均でよく見るようになりました。

青い直線の炎が出るやつですね。

今回、通常の炎タイプを買いましたが、プレヒート時は下向きに着火するのでバーナータイプのほうが使いやすいかもしれません。

そして、プレヒート用の燃料用アルコール

ドラッグストアで購入できます。

買うつもりでしたが、消毒用エタノールでもいけるということで、虫除けハッカスプレーを作るために買って3年ぐらい放置していたやつがあったので、これを使うことにします。

消費する絶好のチャンス

それでは開封です。

マニュアルが出てきました。

なるほどわからん(爆)

さっそく心折られかけたところに「初心者の方へ」のテキストが!

こちらの不安はすべてお見通しのようです。

購入した人からの問い合わせを山ほど対応してきたベテランの貫禄を思わせます。

写真付きで言葉も優しい

普通の説明書みたいな機械的な言葉ではなく、しゃべり言葉のようなわかりやすい言葉選びだったり、カンちがいしやすそうなところはあえてクドめに(いい意味で)説明してあり、まるで目の前で優しく教えてもらっているかのような感覚です。

マントル3枚

バタフライランタンのマントルは使い捨てレベルの脆さということを見越して初めから3枚付属しているのがありがたい。

プレヒートのアルコール注ぐ用

これもオモチャみたいな品質ですが、こんなもの店で買おうと思っても売ってないのでとても貴重なアイテムです。

これがなかったら、プレヒートのたびにランタンのトップを全部外さないといけなくなります。マントルが空焼き済みだったらすぐにどこかに触れて粉々になってしまうこと必至。

それに怯えずに済みます。

給油用じょうご

灯油をタンクに給油するためのものです。これも百均で買えるただのじょうごかと思いきや、ネット状のフィルターがついていて、ゴミなどが入らないようになっています。

よく考えられてますね。

ノズルのスペア

本体に最初からノズルはついていますが、スペアも付いてます。セラミック製で、劣化したり割れたりするので、これも消耗品の1つです。

このときパーツを理解できていなかったので写真撮っていませんでしたが、他にもニードル、ニップル、パッキン、交換用の工具まで付属していて、スペアのサポートは万全です。

ついに対面!

デカイ!

ランタンは明るさ(CP:キャンドルパワー)で本体の大きさが変わると聞いたことがありますが、バタフライランタンは500CPということでまぶしすぎて困るレベルの明るさなので、この大きさになるということでしょうか。

ペトロマックスデザインのおかげでその存在感は所有欲を存分に満たしてくれます。

メッキの質はさすがに最低レベルです。

この安さなので、全体にメッキしてあるだけでも奇跡です。

まぁこんなメッキをするぐらいなら無塗装で金属の重みを出したほうがいい気もしますが、サビ対策が大変でしょうから、これが妥当なのかもしれません。

内容物確認と点火準備

それでは点灯準備を進めていきましょう。

トップカバーはずしたところ

きれいです。使ったら真っ黒になってもうこの綺麗さを見ることはないんだろうなーと感慨にふけってみたり。

このトップを外して次はホヤを外します。

そういえばこのホヤに印字されてるロゴにスペルミスがあるとか言ってたな…

ちょwwww

「P」に棒一本足してムリヤリ「R」にしてあるwww

まさかの隠蔽工作www

ていうかやるならもっとちゃんとやってくれwなんだこの小学生がいたずらを隠すレベルのクオリティはw

パクリ商品のインチキ臭さが全面に出てものすごくいいです(いいのか

フランク三浦的な魅力がありますね。

まぁフランク三浦は最後なんかへんに意固地になったのがダサかったのでダメですが。

輸送中ホヤのガタツキ防止のためのパッキンも忘れずに

コールマンランタンの記事でこれを忘れるの意外と多いというのを読んでたのでここは意識してました。

さて、一通り燃焼室がオープンになったので、点灯を…

…ん?

上下黒プレート…「上下」?

え、上だけじゃないの?

これかーー!

同化してて気付かなかった。

意識してて忘れるって一番ダサいじゃないか…

はずしておきます

今後持ち運ぶときにもこのパッキンは便利とか書いてあったのでとっておきます。

ノズルにマントルをつけます

ひもを縛って固結びで固定します。

このひもがかなり頼りないので、強く締めすぎると簡単にちぎれます。

固結びにしておけば緩むことはないので締めすぎないように。

ただ、マントル自体がノズルにピッタリ沿っていないと紐だけ締めても意味がないので注意。

うまく表現できないんですが、巾着の口を閉じないまま紐だけいくら強く結んでも口からものが出てきますよね。そんな感じです。

なんでここだけクドいのかというと、それで一個マントルをダメにしたからです。

一度固結びするとほどくのはほぼムリです。ほどこうとすると紐ごと切れるので。

矢印上向きが閉じてる状態、と。

タンクを加圧したときにバルブが閉じてないと灯油が液体のまま噴水みたいに飛び出してしまうらしい。

給油口キャップ兼圧力計の脇についているバルブも閉める。

加圧したときの圧力の逃げ道をふさぐイメージかな?

ニップルからニードルが数ミリ出ていることを確認

写真のピントがずれて肝心なところがよくわかりませんが、6角ボルトみたいなのがニップルで、その中心から髪の毛並に細い針の先端が突き出しているのがニードルです。

バルブを開けるとこの針が下がって灯油が出てくるので、この針で栓をしている状態という感じでしょうか。

ネットのブログ記事を読み漁った限りではこのあたりのチェック漏れでやらかしてるケースが多かったので、これだけチェックしておけば大丈夫でしょう。

それじゃ、タンクに給油しましょう。

これに灯油を入れて給油すればいいんだな。

このケースに移してはタンクへ、移してはタンクへ給油していきます。

しかし、これこんなペースじゃ結構時間かかるな…給油でこんなに労力使うとは想定外だ・・・ん?

おわかりいただけただろうか…

これに灯油を入れて給油すればいいんだな。

そうですね、これは給油のための道具じゃなくてプレヒートのアルコールを注ぐための道具ですね。

こうやってはたから見ると自分でもアルツハイマーを疑うレベルの奇行ですが、前知識でバタフライランタンの扱いにくさをなまじ知ってしまったせいで、全方向に神経を尖らせた結果、注意散漫になるという本末転倒オチです。

二兎を追う者は一兎をも得ずってやつですね。

とりあえずこのままでは灯油とアルコールのブレンド燃料でプレヒートをすることになり、なんかかなりヤバイ気がしたので、容器を洗いに自宅へ戻ることに…。

今度こそ間違えずに…

で、給油ですが、またここにも問題が。

ヒューナースドルフの付属ノズルを使ってやってみたんですが、めっちゃ使いにくいやんこれ。

映え重視アイテムだから薄々は覚悟してましたけど、もうめっちゃ手に灯油つきます。

タンクごと持ち上げて、その角度で灯油の流量を調整するわけですが、重いのでその調整にかなりのテクニックを要求されます。

ちょっと持ち上げすぎたら簡単にじょうごからあふれる始末。

そして、使い終わったらノズルを元の位置に戻すわけですが、構造上、ノズルの両端を持ってはめ込む形になります。

使用後のノズルの両端はどちらも灯油まみれです。

いくら拭いたりしたところでニオイまで完全になくすはだいぶ時間がかかります。

まさかここまで不便とは…。

実用性を求める人は手押しポンプを使ってるようです。

これは確かにいい。

まず、ガソリンスタンドみたいな給油レバーがついていること。

典型的な灯油ポンプはシュコシュコした瞬間に出てきますが、これはレバーを引かない限りは加圧しても出てこない。

レバーのON・OFFだけで出したいときに出せて、止めたいときに止めれるのはすばらしいです。

次にポンプをつけっぱなしにできること。

さきほど言ったように、ポンプは脱着時に手が汚れます。

つけっぱなしにできるイコール手が汚れない、ニオイもつかないということです。

ただ、これ使うとバエ重視アイテムなのにバエないという意味不明な感じになるので、実用性を木にする人は最初から定番ポリタンクを買ったほうがいいのかもしれません。

オシャレはガマンということですかね…。

ちなみに自分は、給油時に使い捨てビニール手袋を使うという方法で落ち着きました。

ダイソーで100枚100円とかであるので、100円で50回分の給油ストレスが解消できると思えば安いもんです。

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公開日:2020.10.21
更新日:
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