ドコモワンタイム保険は登山保険としてはどうなの?

登山保険ではないんですが、ドコモだとスマホから簡単に入れる「ドコモワンタイム保険」って登山保険として使えるんですか?
プランによって使える場合と使えない場合がある。それぞれ見ていこう。

ドコモワンタイム保険とは?

ドコモワンタイム保険はドコモユーザー(iモードまたはspモード契約者)を対象とした保険で、自動車、アウトドア、ゴルファー、旅行など様々な損害保険を1日単位で補償するサービスだ。
種類別に契約が分かれているが、登山に使うなら「スポーツ・レジャー保険」が該当する。
おてがる おすすめ しっかり
保険料 300円 410円 590円
死亡・後遺障害 297万 709万 807万
入院日額 4000円 8000円 11000円
個人賠償 2000万 3000万 3000万
携行品損害 10万 10万 15万
救援者費用 なし なし 200万
保険料は300円~500円くらいか・・・毎回払うとしてもそんなに負担にはならない金額かな?
これが高いか安いかは補償内容が自分に必要かどうかで決まる。
死亡・後期障害や入院費用を補償する場合、大体どんな保険でも高額になりがちだ。
それが必要ならこれくらいの金額は必要だし、必要ないならムダに払うことになる。
私が登山保険に入る理由って「無事に帰るため」なんですよね。
だから無事に帰れなかったときの「死亡」とか「入院」とかの費用はあまり重視してないです。
もちろんあるに越したことはないですけど…。
だったらドコモワンタイム保険だと割高というか自分が補償してほしいところ以外のところにコストをかけてる感じになるだろうな。
この保険は事故そのものの補償というよりは事故の事後処理的な面での補償が大半を占めている。
死んだあとにかかる費用とか、他人を巻き込んだ場合にかかる個人賠償費用とかな。
私はそれよりもまず遭難救出費用を補償してほしいです。
登山保険ならやはりそれを第一に考えるケースが多いだろうな。
ただ、ドコモワンタイム保険は最上位プランの「しっかり」プラン以外は救援者費用を補償しない
おてがる おすすめ しっかり
保険料 300円 410円 590円
死亡・後遺障害 297万 709万 807万
入院日額 4000円 8000円 11000円
個人賠償 2000万 3000万 3000万
携行品損害 10万 10万 15万
救援者費用 なし なし 200万
えっ!?、あっ、ほんとだ!!
それ全然ダメじゃないですか!
まぁ、救援者捜索費用が登山保険で一番重要な部分であることは間違いない。
ただ、保健は自分のために入るのはもちろんだが、周りの人たちに影響が及ばないようにするために入るものでもある。
事後処理への備えも大事なことだ。
とは言っても、あれもこれもと要望していると青天井だけどな。
それはそれで大事だとは思いますけど、救援者費用は何にしても外せないですねー。
しっかりプランだと590円か…で、いくら補償されるんですか?
200万だ。
低っ。
それじゃ足りないですよー。
この前の球場捜索費用試算を考えると300万でもギリギリですよ。
まぁそうだな。
590円出すならモンベルの1日保健の方が、同じ金額でより手厚い補償が受けられるからな。
どれくらい違うんですか?
保険料は500円。ドコモワンタイム保健より90円安い
だが、救援者費用は300万円まで補償される。
(モンベル野遊び保健SA11の場合)
まじですか。それだと、そっちを選ばない理由がないじゃないですよね。
保険の内容的にはそうだな。
ドコモワンタイム保険のメリットとしてはドコモユーザーがスマホから簡単に契約できることだろうな。
必要なのはネットワーク暗証番号と生年月日だけ。
スマホで入力するのはかなりのストレスとなる個人情報を入力する手間が限りなく少ない。
モンベルは昔からのサイトの作りで、氏名や住所など1つずつ入力していく申請方式なので、この手間の差は大きい。
なるほど。年間契約なら1年に1回のことだからそれほど気にならないけど、1日保険でそれはちょっと面倒ですね。
ただ、モンベルにはさらに死亡保険金と入院費用補償を半額にすることで保険料を半額にするコースも選べる。
そのあたりはやっぱりモンベルの方が小刻みにプランが用意されているから無駄なく必要なものを選びやすいですね。
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公開日:2019.1.13
更新日:
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