今回はザック選びの重要ポイント「背面長」について理解しよう。
まず背面長ってなんですか?
首を前に傾けると首の後ろの根本に出っ張る骨があるだろう。そこから腰骨の上端までの長さのことだ。
この長さがザックにどう関わってくるんですか?
背面長に合ったサイズのザックを選ぶことで、荷重が適切に分散され、より軽快になる。
背面長が合っていないと、腰や肩に重さが集中し、長時間登山しているとその疲労が蓄積されてうんざりすることになる。
背面長が合っていないと、腰や肩に重さが集中し、長時間登山しているとその疲労が蓄積されてうんざりすることになる。
それはいやですね。リフレッシュするために登山しに行って、そういう疲れ方はしたくないなー。
まず正しく背面長を測ることは前提だが、実際に背負ってフィット感を確認することが何よりも重要だ。
数値だけでは測れない部分もあるからな。
正しく背負ったときにショルダーストラップが肩から浮いたりしていたらそれはフィットしていない。
どんなにきちんとしたザックを買っても、本来の性能を発揮できないだろう。
数値だけでは測れない部分もあるからな。
正しく背負ったときにショルダーストラップが肩から浮いたりしていたらそれはフィットしていない。
どんなにきちんとしたザックを買っても、本来の性能を発揮できないだろう。
そういえば正しい背負い方って知らないんですよ。
まず、初心者にありがちな認識で、ザックは肩で背負うと考えがちだが、それは違う。
ザックは腰で背負うものと考えることだ。
たとえば10kgの荷物を背負うなら、7kgが腰、残りを肩と背中で背負うようなイメージでいい。
ザックは腰で背負うものと考えることだ。
たとえば10kgの荷物を背負うなら、7kgが腰、残りを肩と背中で背負うようなイメージでいい。
腰でそんなに? それは意外でした。
だから登山用ザックはほとんどしっかりしたウエストベルトを備えている。
街で使うようなリュックとの大きな違いだな。
腰は本当に強い。人間の上半身をずっと支えているだけのことはある。
実際に背負ってみると分かるが、肩のストラップが浮くような背負い方をしてもそんなに腰に重さを感じずに普通に歩けることに驚くだろう。
街で使うようなリュックとの大きな違いだな。
腰は本当に強い。人間の上半身をずっと支えているだけのことはある。
実際に背負ってみると分かるが、肩のストラップが浮くような背負い方をしてもそんなに腰に重さを感じずに普通に歩けることに驚くだろう。
あ、本当ですね。肩だけで背負うとズシリと来る重さでも腰で背負うと軽く感じます。
では、背負い方を手順を追って説明しよう。
まずは軽く背負う。
この軽く背負うときにも背負い方がある。
まず、床に置いた状態から持ち上げるときはパックハンドルを持って持ち上げること。
ショルダーストラップを持って持ち上げがちだが、ねじれてストラップに過剰な負荷がかかり痛めるおそれがある。
ショルダーストラップの間にあるパックハンドルを持って持ち上げよう。
まずは軽く背負う。
この軽く背負うときにも背負い方がある。
まず、床に置いた状態から持ち上げるときはパックハンドルを持って持ち上げること。
ショルダーストラップを持って持ち上げがちだが、ねじれてストラップに過剰な負荷がかかり痛めるおそれがある。
ショルダーストラップの間にあるパックハンドルを持って持ち上げよう。
持ち上げたら一歩踏み出す形で中腰になり、その膝に一度ザックを預けるんだ。
そしてそこからショルダーストラップに手を通して背負う。
こうすることでザックに過剰な負担をかけずに背負うことができる。
そしてそこからショルダーストラップに手を通して背負う。
こうすることでザックに過剰な負担をかけずに背負うことができる。
こんな背負い方意識したことありませんでした。
10kg以下ならそこまで影響はないかもしれないが、テント泊などで10kgを超えてくると、このあたりがシビアになってくる。
ザックを傷めないというのもあるが、自分自身を守る意味もある。
適当な背負い方で15kgの荷物を持ち上げようとすると腰を痛める恐れもあるから要注意だ。
ザックを傷めないというのもあるが、自分自身を守る意味もある。
適当な背負い方で15kgの荷物を持ち上げようとすると腰を痛める恐れもあるから要注意だ。