ここんとこキャンプざんまいで、このブログのアクセス解析でも登山系よりキャンプ系キーワードで来る人が多くなってきて、もう「ヤマログ」から「キャンプログ」に改名したほうがいいんじゃないかという噂が流れ始めた今日このごろですが、今回は久しぶりの登山メイン日記ですよ!
山は久住山!
9月のシルバーウイーク、10月の三連休、ゴールデンウイークと、スペシャルな日をことごとくこの山に捧げて来たにもかかわらず、全て雨風の洗礼に打ちのめされるというドS山野郎の久住山です。
天気予報はかなりいい感じなので今回こそは期待できるかも!
今回は3人で坊がつるにテント泊となります。
日が短くなったとは言ってもまだまだ夏は終わりません。いや、終わらせません!(」°ロ°)クワッ」(何)
頭の中でペールギュントの「朝」が流れています。
まずは福岡から九重まで高速2時間。
途中サービスエリアで1回休憩。
道中、ルートを相談した結果、今回は吉部登山口から登ることになりました。
と、普通に言ってますが、「吉部」は「きちべ」と読むのか「きちぶ」と読むのか「よしべ」と読むのか「よしぶ」と読むのか分かっていません( ´◡`)
これは早いですね。
牧の戸峠や長者原に比べると、かなりマイナーな登山口かもしれませんが、時間を優先したいときにはこっちのほうがだいぶスムーズです。
同行の一人が言うには最初にがんばればあとはラクなんだそうです。
最後に待ち受けているよりはいいかな?
暮雨の滝と書いてありますが、なんて読むんだこれ? くれあめ?「ぼう」じゃゴロ悪いしな…そして暮雨って意味わからないけどなんか妙に趣深い…。
水面がエメラルドになっててとてもキレイです
吉部登山口からのルートは普通の山みたいに木が茂って道のまま登り続けるので、急に久住山の中心にワープしたような感じがします。
いつも牧の戸峠からの往復で、川のイメージが全然なかったのでなんか意外な感じ。
いつも残された空き場所を自動的に選ばざるをえないので今日みたいに選び放題だと逆に困惑するっていう。
ここで11時ぐらい。
さすがにこのままここで夜まで過ごすには間延び感がハンパないです。
焚き火ができればいけますけどね。久住山は全面禁止らしいですからね。
坊がつるから久住山に行くには法華院温泉→北千里→久住分かれのルートになるので、まずは法華院温泉へ向かいます。
坊がつるは今までずっと一人でしか来たことなかったので、談話室に入りたくても入れなかったんですよ。
登山もテント泊も一人の楽しさはもちろんあるんですが、久住山からずっと一人で歩いてきて、この談話室横切るときに、にわかににぎやかになってそのあとまたテントで一人ってなると、やっぱ際立つわけですよ。
でもさすがに一人で入るのは気が引けるので、そのままだったんですが、今日ようやく叶いました。
安すぎてなんか逆に申し訳ない…横に募金箱とか置いてあったら迷わず入れるレベルです。
ここまで20分ほど登りがあるんですが、だいぶキツかったです。
今日は登山という登山はしてないんですが、坊がつるまでやってきたことでなんか山登りしたつもりになってしまったのと一度しっかり休むとなんか休みモードに入ってしまってキツくなる感じ…
すごいバランス…触って落ちると戻せそうになかったので、どうやって乗ってるのか調べることはできませんでした…。
いやー、去年来たときを思い出しますねー。
天気は台風で荒れ荒れ、もうすぐ日が沈みそうで焦り始めてしかも孤独というあの感じはまさに火星に放り出された感じでしたよハハハ。
人がいることの安心感と、天気でこうも変わるものかと実感しますね。
急に人が増えました。
さすが久住山のメインストリート。
しかし…なんか結構きつくなってきた…。
すぐ到着しそうに見えるのに全然近づいてこないのは久住山あるあるですが…
あかん、わりとまじめにきついぞ(´Д`;)
登る前は久住山だけじゃ物足りないんじゃないかと思って、「もう一つ行こう」的な提案をする勢いでしたが、余計なこと言わないでよかった…。
久住山と言ってもさすがに15時過ぎると一気に減りますね。
雑談しながら歩いてると、北千里の終わりに「ゴリラ岩」という密かな名所があるとの情報が。
…どこだろう。
あった!なんか微妙
写真左下に写ってる人がいろいろ自撮りを試行錯誤してました。
たぶんこの人もゴリラ岩を求めてやってきたんでしょう。
さっき久住山で自分たちが下ってるときに登ってきてた人たちです。
早いですねー。
下山中、ほとんど人の気配がなかったので、急に賑やかになってなんかほっとしました。
温泉に入る人、雑談を楽しむ人、食事をとる人、それぞれ思い思いにくつろいでいていいですねー。
そして安い!
こんな山の中でこんな価格でいいのか!
商売っ気なさすぎです!
登山のあとってなぜか無性にアイス食べたくなるんですよね。
まぁでも今日はさすがに山の中だし、いくらラインナップが充実してるって言っても…
懐かしの給食ムース!
しかもいちご味とマンゴー味から選べるという贅沢さ。
どっちもおいしいに決まってますが、いちごをセレクト。
め、めっちゃうまいーーーーーーーー(๑>ω<๑) こんな幸せがあっていいのか!
夜の語らいにも華が咲きますね!
時間がちょうど良すぎてかなりごった返してたので、後でまた来ることにしましょう。
どうせテントはすぐ近くだし。
この余裕大事。
さて、坊がつるに戻ってきました。
日も暮れ始めてるので夕食にしませう。
食事が終わって、少しゆっくりして、日もくれたところで再び法華院温泉へ。
温泉はテラスがあって、適度に体を冷ますことができたので、普段すぐに上がってしまう僕でも長くくつろげました。
このテラスがめっちゃ通り道に面していて、最初テラスに出たときちょっとビックリしましたが(笑)
ちょっと角度をどうにかすれば見えそうな…。
自然の中で夜を過ごすのはやっぱ違いますねー。
日常では当たり前のことですが、山では飲めないのがデフォルトです。
そしてこの水道は談話室に設置してあるので宿泊客じゃなくても自由に使えるみたいです。
法華院温泉すごいな…。
シンクもしっかりしていて洗い物もできます。
下の方に書いてある「私は胸まで落ちました」ってわりと大事故のような気がしますが、なぜかコミカル。
さて、明日は朝駆けなので坊がつるに戻って寝ましょう。
と言ってももともとそんな早く寝る習慣がないので、テントで一人ごろごろしてました。
すると、外から僕を呼ぶ声が。
出てみると「星がきれいですよー」と。
実は行く前に星見れたらいいねって言ってたんですよ。
でも今日はずっと曇りがちだったので諦めてたんですね。
さっき温泉に入ってたときも雲で埋め尽くされてたのに、まさかこんなに晴れるとは。
山の天気は変わりやすいというのが、いい方向にあらわれましたね。
さて、朝駆けなので、そろそろ寝ましょう。
うー・・・眠いーー・・・動きたくないーー_(:3」∠)_
しかしこれを「うとん」と呼ぶとは昨今のキラキラネームもびっくりですよ。
2時間もかかりました。朝駆けで2時間も歩いたのは初めてです。
空はちょうど明るくなり始めてます。
ていうか寒い!
風が吹き止むことを知らない!
あかんこれダウン必要だった。
山頂じゃ風を避けられるものもないので、ひたすら耐えるしかありません。
地平線に雲が固まってて、厳密な日の出とちょっと違いますが、キレイだからいいのだ!
あそこから歩いてきた思い出が走馬灯のようにかけめぐります。
まぁ1時間しかたってませんけどね。
これ、なんていうんでしたっけ?
ブロッケンJr?的な。
ツッコミ待ちみたいなキツネのメイクをした店員さんが名物らしいです。
語尾に「コン」をつけるのがキャラらしいですが、表情と声のトーンが普通すぎてなんか怖い(笑)
・・・えーと・・・。
これは・・・滝・・・なの・・・かな・・・?
なんか塩ビパイプから流れ出てますが・・・。
滝というよりただの水の流れを滝に見せかけt◆◆自粛◆◆
そんな感じで久住テント泊終了でございます。
半分旅行な気分で楽しかったです。