え、ジェットボイルがただの湯沸かし野郎? 君、「マイティーモ」を知らないなんて遅れてるね

山頂に着いてごはん食べるときに気になるアイテムがあるんですが…
なんだ?
これです。
なるほど、ジェットボイルか。
確かに登山の定番アイテムの1つで、山頂で1日1回は見るな。
見た目からしてなんか凄そう感にあふれてますが、実際のところ何が凄いんですか?
ジェットボイルはその名の通り、とにかく早くお湯を沸かすことに特化したシンブルバーナーだ。
通常、シングルバーナーで500mlのお湯を沸かす場合、5分ほどかかるが、ジェットボイルは135秒で沸かせる。
うわ、早いですね、半分の時間で沸かせるんですか。
どうしてそんなに早く沸かせるんですか?
クッカー側の底にコイルのような金属パーツがあるだろう。
「フラックスリング」と言って、これが発生した熱を逃がさずに伝えるから早いんだ。
なるほど…ということは普段私達が使ってるバーナーって熱が逃げてるってことになるんですか?
そうだ。
大体70%ぐらいは伝わらずに逃げているらしい。
えっ! 半分も伝わってないの!?
一方、ジェットボイルの熱伝導率は約80%だ。
そりゃ半分の時間でできるわけですよね…。
そんなに火力が強いなら料理もいろいろできそうですね。
いや、そうじゃない。
勘違いされやすいところなんだが、ジェットボイルが短時間で沸かせるのはあくまで熱伝導率が高いからであって、火力が強いわけじゃない。
あ、そうなんですか?
火力についてはむしろ通常のシングルバーナーより劣る。
そして、この熱伝導率を発揮するには「フラックスリング」が不可欠だから、これがない普通のクッカーを使っても、ただ火力が弱いだけのバーナーにしかならないんだ。
ええ・・・そのフラックスリングが使えるクッカーって他にあるんですか?
ない。
( ゚д゚)
・・・ということはジェットボイル専用クッカーを使うしかない・・・?
そういうことだ。
そしてこのクッカーはあくまで湯を沸かすことを想定していて、フライパンのように焼いたり、揚げたりするような使い方は想定されていない。
火力が強いイメージから様々な料理ができると思われがちだが、むしろ普通のバーナーよりできることは限られる。
強い火力が
なるほど・・・温かい飲み物とかカップラーメン、フリーズドライが食事の人向けってことですね。
ただ、火力が弱いというのは決して悪いことばかりじゃない。
ガス消費量が少ないから燃費がいいということにもなるんだ。
あっ、そうか!
ジェットボイルのガス消費量は同じ条件で一般的なガスバーナーを使った場合と比べて大体半分のガス量で済む。
それはすごいですね。時間もガスも2分の1ってことですか。
あ、そういえばガス缶って一般的なものを使っていいんですか?
マニュアル的にはNGだ。
メーカー公式の「ジェットパワー」のみに限られる。
うーん、それは困りますね…。
ただ、それはジェットボイルに限ったことじゃない。
忘れられがちだが、どんなバーナーも本来はバーナーと同じメーカーのガス缶を使わないといけないことになっている。
いま「マニュアル的には」と言ったのはそういうことだ。
接続部分の規格も共通化されているし、物理的な問題はない。
これまで他社のガス缶を使って事故が起こったという話も聞かない。
あ、まぁそう言えばそうですね。
じゃあそのあたりはまぁ個人の判断か。
ジェットボイル専用だからって特別高価というわけでもないので、あらかじめ用意できるなら専用のものを使うに越したことはないがな。

クッカーを選ばないジェットボイルが登場した

それにしても、カップラーメンのためにジェットボイル買うって、なんか目的に対して手段がやたら大掛かりで、バランスがちょっと微妙ですね…。
クッカーが専用品じゃないといけないところがネックなわけだが、その声に応えたモデルが2018年に発売された。
それがジェットボイルマイティーモだ。
凄い! まるでジャパネットたかたのようなキレイな流れ!
マイティーモはネックだった「フラックスリング」を必要とせずにジェットボイルの沸騰速度をそのまま実現できるモデルだ。
その火力は2519calもの高出力だ。
すごい!2519cal!・・・って、その数値高いんですか・・・?
なんかマイナスイオン2億個みたいな、よく考えるとそれ本当に多いの?みたいな雰囲気で持っていかれてる感があるんですけど…。
食い下がるやつだな。
じゃあ、お前の思いつく一番早い湯沸かし機を言ってみろ。
えwwwそんなハードルあげちゃっていいんですか?www
家庭用電化製品言っちゃいますよ?www
ティファールの電気ポットですwwwwwwwwww
それと同じ早さだ。
エェエェエェエェエェエェエェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェエェエェエェ!!!!!!!
納得できたか?
はい・・・まさか家電と同じ早さとは・・・。
いやーすごいですね。
この登場にはジェットボイルユーザー喜んだでしょうね~。
これでどんなクッカーでも使えるんですね!

ジェットボイルは1つじゃない

今紹介したマイティーモもそうだが、ジェットボイルは他にもいろいろな種類があるんだ。
あ、ジェットボイルって1つじゃないんですか?
まず、「マイクロモ」。
このモデルはサーモレギュレーターを搭載したことにより、火力調整ができる
それは調理のときに助かりますね。
煮込み料理なんかは弱火でじっくり煮込むことが味の決め手になったりしますからね。
ガスバーナーは性質上、低温下で発火しにくいことがあるが、このサーモレギュレーターの搭載によって、氷点下6度でも安定した火力を期待できるようになった。
それは凄いですね。
寒いときこそバーナーの炎が必要なので、そこが保証されるのは心強いです。
さらに、煮込み料理など調理しやすいよう、クッカーを浅く広く設計した「ミニモ」というモデルもある。
さらに調理に強くなりましたね。
「ジェットボイルは調理に不向き」という弱点を克服したモデルということですね。
あと、登山では下が地面だからカトラリーの置き場がなく、クッカーに入れたままにすることがよくある。
広く浅い作りは調理はもちろん、そんなときにも持ち手が沈み込んでしまわないメリットもある。


(C)JETBOIL

あー、あります、あります。
ちょっとだけしか掴むところがなくて熱くなったクッカーに触ってしまったり…。
地味だけど嬉しいポイントですね!
そして、逆に機能を極限まで削ぎ落とし、低価格を実現したエントリーモデル「ジップ」というモデルもある。
ZIP?
違う!
危険なボケをするな!
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