久しぶりに物欲がマックス刺激されました!
スクーターカスタムで有名な「Sonic-Crafty」が製作する「VESGRIDE」!
無骨なフレーム、ローロングな車体バランス、太いブロックパターンのタイヤ…アウトドア要素フル装備なスクーターがめちゃくちゃかっこいいのです!
全てむき出しのワイルドなデザイン
カスタムというからにはベースになっている車両があるわけですが、それはなんとホンダのフュージョン(!!!)
フルカウルのビッグスクーターからカウルを全部取っ払ったことでこのスタイルが実現されたのです!
完全に対極に位置するビッグスクーターをアウトドア車両にするという発想がまず凄いですが、言われて見てみれば確かにこのローロング感はフュージョンのものですよね。
フレームカラーは4色
もちろんカスタムはそれだけにとどまりません。
まず、フレームカラーはカーキグリーン、サンドベージュ、グロスブラック、オレンジの4色から選べます。
どれもワクワクする元気な配色ですが、個人的にはダントツでサンドベージュ!
太いフレームとタイヤと相まってミリタリー的なゴツさがたまりません!
シートカラーは45色
そしてシートカラーも選べます。
ブラック系19色、ブラウン系11色、ベージュ系3色、グレー系5色、柄系7パターン。
さらにシートの座面と側面でそれぞれ色を変えることもできます。
この手のバイクが好きな人はおそらくホンダのモンキーも好きだと勝手に決めつけますが(笑)、初代モンキー(Z100)のシートは、座面がチェックで側面がブラックになってて非常にかわいい&おしゃれです。
このVESGRIDEはいわゆる「遊び車」ですから、あんな感じに遊び心を取り入れるのも楽しそうですよね。
それにしても初代モンキーのデザインって秀逸ですよね~。もう50年以上経ってるのに全然古さを感じさせないですよね。今新しく発売されても全然違和感ないです。
実際、50周年記念では同じ配色で限定モデルが発売されてました(あれは欲しかった…)。
数年前にくまもん仕様のモンキーが発売されましたが、あれもシート座面と側面の色をツートンにして、くまもんカラーである赤と黒でコーディネートされていました。
僕だったら茶系のシートを選びますね。サンドカラーとのグラデーションでミリタリー感を出しながらもちょっとレトロな感じも出すイメージにしたいです。ああ、考えるだけで欲しくなってくる…。
スケボーデッキのフロアステップ
もうこれがセンスのカタマリですね。
フロアステップにスケボーデッキを使うというヤンチャ仕様!
めっちゃかっこいいいいい!
見てるだけで外に遊びに行きたくなりますね。
スケボーデッキはトリックを決めるためにグリップしやすいサメ肌のような素材になっているので、見た目だけでなく、フロアデッキとしての実用性も抜群なのです。
ロングシートかショートシートか
そしてシートは色だけでなく形状も選べます。
タンデム用のロングシートか、キャリアを活かすショートシートか。
これは迷いますね。
でもVESGRIDEで二人乗りしようとはあまりあ思わないかな?一人でフットワーク軽くいろいろ無茶ぶり気味に飛び回りたいです。
価格は51万8400円~
正直これが一番驚きました。
価格はなんと51万8400円!
安くないですか?スクーターって原付きじゃないんですよ?250ccのフュージョンですよ?
もちろんフュージョンは10年以上前に生産終了されてるので、中古車前提にはなるんですが、それでも安いです。
何度も見直しましたからね。「いやいや、車両価格じゃなくてカスタム費用の価格だろ?」って。
でもはっきり「車両価格」って書いてあります。もちろん一連のカスタム費用込みの完成車体の価格です。
他にもカスタムいろいろ
他にも荷物をたくさんつめるようにキャリアをつけたりいろいろオーダーの相談に乗ってもらえるようです。
もともとそれが本業ですからね。
普通キャリアは実用性重視で、見た目は犠牲になることが多いんですが、このVESGRIDEに関しては実用性がそのままドレスアップになりますよね。
ゴツいキャリアをつけて、これでもかってくらい荷物をかつがせたほうが逆にかっこいいです。
最後に
車を衝動買いなんてどこのセレブだよって思ってましたけど、こんな物欲刺激されるデザインと50万円台という価格設定…。
いや、これは・・・衝動買いでしょ。
車はのきなみ下品なヤンキーのようなオラ付いた顔になり、ヒーロー戦隊に出てきそうなゴテゴテしたダサいデザインになり、もう車やバイクに物欲を刺激されることはないだろうなと思っていましたが、VESGRIDEはそんな枯れ切った心にロマンをくれました。
これに乗ってどこ行こう、何しようって考えるだけで、いや、何もしなくても眺めるだけでもテンション上がりっぱなしです。
昔、モンキー買おうとしたときもこんなワクワク感じたことを思い出して懐かしくなりました。
というわけで受注生産で現在2ヶ月待ちということですが、強烈にオススメしたいアウトドアバイクのご紹介でした。